Southern Blog

  ~永遠の熱い胸騒ぎ~

~浜田省吾と共に ③~

こんにちわ!

                           写真:SHOGO HAMADA OFFICIAL WEB SITEより
           
           
            先日行われました浜田省吾さん
   「ON THE ROAD 2023 Welcome back to The Rock Show youthin the “JUKEBOX”」
       最終公演で「有明アリーナ」に行ってまいりました^^


まず難しい言葉抜きにして単刀直入に「やはり自分は浜田省吾、好きなんだなぁ」と痛感したこと。この一言、単調で冷めた言葉にも捉えられがちだが「凄い!圧巻!感動!」といった月並みの言葉以上に「自分の心の中にしっかりとあるモノ」そして「掛替えのないモノ」そんな風にあらためて実感しました。以前の記事でも触れましたが「錆びないアーチスト論」を「佐野元春さんのTV番組」を見て触れさせて頂いたが紛れもなく浜省もその一人だ。前回の「〜浜田省吾と共に〜」でも書かせて頂いたが、御年71歳にはとても見えない容姿とパフォーマンス。相当な努力をされてる事だろう。以前にTV番組にて長距離トラック運転手が「俺はこの仕事が大好きだから事故は出来ない。辞めたくないからね」というコメントを聞いた事がある。それに類似した心境なのかもしれない。「辞めたくないから努力する」「努力するから錆びない」という簡単な方程式なのだろう。そして年齢など関係なく時代の変化を敏感に捉え対応している様を染み渡るほどに感じた。基本となるベース・基盤の部分は「昭和の鉄腕アトム世代」が慣れ親しんだ「浜省」だが、しっかりと時代背景を受け止めて現代に溶込んでいる。つまりは「錆びないアーチスト」な訳だ。


会場の「有明アリーナ」に入り座席を探す。17:30開演予定で17:30に座席に着く(笑) 
席はアリーナBブロック真ん中辺りで最前列から数えれば25列程度の位置。つまりはアリーナの真ん中あたり。「あぁちょっとステージからは遠いな…まぁいいか…」これが後に大変な事となった^^会場の明かりが消えてメンバー・そして浜省がステージへ。若い頃に徹底的に聴いていた「愛の世代の前に」からスタート。瞬きも忘れ時間は流れ、そして「もう一つの土曜日」へと行きつく。この曲(もう一つの土曜日)を好きな昭和のご同輩は多いのではないだろうか?歳の影響もあるのだろうか?当時を走馬灯のように思い出し不本意ながら熱いモノが頬を伝わってしまった^^そして1部の最後に「MONEY」だ。若き当時この楽曲も様々な処で聴いていた。インターバルを挟み2部開演へ。ふと左手にある機材のある島にメンバーが移動して来た。開演直前で着席して会場が即暗くなりステージが始まった興奮などで気付きませんでしたがそこは「センターステージ」だったです。最後に白髪の浜省が現れ目の前を通り過ぎセンターステージへと昇り、そこからの私のテンションはご想像にお任せします(笑)  当時はネットなど無く新聞広告に出たコンサート情報をキャッチして発売日に電話をするも繋がる訳もなく30分後位に電話がつながった時は「完売です」の冷たい言葉。「あぁ浜省のコンサートなど一生行けないな」など諦めていた、その彼が目の前を通り過ぎる。何だか不思議な感覚にとらわれました。何しろ「チケットの取れないアーチストの代表者」みたいな彼でしたからね^^そしてメインステージへ戻り感動のラストへと繋がる。


    
同じ時代・音楽を共有させて頂き、ブログ交流をさせて頂いている「虹野かなた」さんのリブログになります。
今回、虹野かなた さんも参戦していまして、ライブ状況など私の自己満足ブログとは大違いで詳細に掛かれています^^是非ご覧頂ければ幸いです。(普段は松山千春さんの記事中心に、様々と活躍されています)


浜省について、私は古い楽曲が中心だが心に残る名曲は数多くある「路地裏の少年、丘の上の愛、星の指輪、君と歩いた道、モダンガール、光と影の季節、片想い、、」何しろキリがなく上がる。中でも大好きな楽曲がある。今回のライブでも2部最後に奏でてくれた「家路」だ。ファンの方は当然お気付きだが浜省の楽曲は奥行きのある歌詞に載せて人々の心を大きく揺らすものが多くある。他の「錆びないアーチスト」達ももちろん持っているオーラだが「浜省の詩」はダントツのオーラが有ると言っても過言では無い。「家路」の中で歌い上げる詩の中に「悲しみ果てしなく風は夜毎冷たく 人は去り人は来る でも気付けば 道標もない道に一人」大げさに言えば我々「昭和の鉄腕アトム世代」は蒼き頃から数え、掛替えの無い人との出会いや別れを繰り返してきたわけです。社会では人混みで揉まれ勤め人は定年を迎え「未知の第二の人生」を迎える。一方で子育てについても親の真似事で四苦八苦し、何とか人並みに我が子を社会に送り出す事が出来た喜びと同時に何か風穴の開いた様な空しさにも捕らわれる。つまりは人は寄る年波に「一人」に戻っていくと言う事なのでしょう。また「どんなに遠くてもたどり着いてみせる。 石のような孤独を道連れに 空とこの道出会う場所へ」などの部分では、押し寄せる様々な悩みや別れ葛藤などを「石のような孤独」というワードに載せて心の中に叩き込んでくれている様にも感じられ勇気と元気をもらえる。もちろん各トップアーチストの個性やポイントは違うかもしれないが「旅するソングライター浜田省吾」のライブは他のトップアーチストには無いオーディエンスの心を鷲掴みにする「何か」があると感じる。未だ体験の無いご同輩、是非「自己キャンペーン(見た事無い1度は見たい体験したい事に着手する事)」の一つに入れて頂くと宜しいかと思います^^
     
     


           本日も訪問頂きありがとうございました^^