Southern Blog

  ~永遠の熱い胸騒ぎ~

~BEATLESは終わらない~ ④

こんにちわ!

毎年恒例の 杉真理さん、坂崎幸之助さん(THE ALFEE)ほか、THE BEATLESを敬愛して
やまないミュージシャン達による、THE BEATLES Tribute Live 「Dear BEATLES」が開催されました。このライブは2003年から行われ、今年で21年目となるイベントだ。今回で4回目の記事に成りますがビートルズを知る方も知らぬ方もお付き合い頂ければ幸いです。
     


すっかり私の中でもルーティンになった、THE BEATLES Tribute Live 「Dear BEATLES」
今年もしっかり行ってまいりました。毎回、ビートルズの様々なテーマを持って開催される訳ですが今年はイギリスでの「シングルカット楽曲」を中心にセトリしていました。つまり多くの皆さんはご存じだと思いますが、一般的にビートルズと言えば有名なアルバム「赤アルバム(前期)」「青アルバム(後期)」メジャーヒット楽曲を中心に前期後期に分けて構成されているアルバムだ。要は今回のセトリは「赤アルバム」「青アルバム」の更に良い所取りというかんじなのでしょうか。知らない楽曲は無いので楽しい反面、ライブでは聞けなかった楽曲の方が多いビートルズ。「隠れた名曲」にも期待はしていただけに少々ガッカリ。そして会場は殆ど…いや全て?^^同年代の方が多かったのではないでしょうか?^^
皆さん食い入る良いにステージを眺め、時に涙する人なども居たようです。やはりビートルズ人気は永遠とは言え最大のピークはデビュー当時に次いで解散前後の「レットイットビー」辺りをよく知る世代こそが最大の盛り上がりを見せる世代なのかもしれません。

             

                 写真:THE BEATLES Tribute Live パンフより


                【今回のセトリ】
Love Me Do・Please Please Me・From Me To You・She Loves You・抱きしめたい・Can't Buy Me Love・A Hard Day'S Night・I Feel Fine・涙の乗車券・Help!・恋を抱きしめよう
Day Tripper・I Will・Fool on the Hill


Paperback Writter・Yellow Submarine・Eleanor Rigby・Penny Lane・Strawberry Fields Forever・愛こそはすべて・Hello Goodbye・Lady Madonna・Hey Jude・Get Back
ジョンとヨーコのバラード・Something・Come Together・Let it Be


Now and Then・I Saw Her Standing There・Kansas City 〜Hey Hey Hey Hey
Twist & Shout


以前にも同じ様な事を書いたかもしれませんが、桑田さん・永ちゃん・ユーミン・千春さん・浜省・佐野元春さん…チケットを取るのに四苦八苦のアーチストに比べれば、この様なイベントは何なら「当日券」まである可能性もあります。「売れていないアーチストだから」と言う訳では全くなく、其々が実績のある方やスタジオミュージシャンである事から「毛色の違うイベント」と言う捉え方が正しいのかもしれません。私はどちらも好きです^^毎年行われている素敵なイベントになります。一度足を運ばれると蒼き日々が鮮明に?
蘇ります。おすすめです^^


     
     茅ヶ崎LIVEでもTシャツを着るなどBEATLES大好きな桑田さん。演奏も歌も うまいなぁ^^



                                    本日も訪問ありがとうございました!

~桑田佳祐 歌詞の世界 22~

訪問ありがとうございます!

毎度、自己目線で恐縮ですが性懲りもなく「桑田佳祐 歌詞の世界 22」を書いてみようと思います。サザンオールスターズの桑田佳祐さんが創る楽曲の歌詞に的を当て、少ない情報による背景や事実とと共に「個人的見解」重視で (笑) 歌詞の一説に触れてみたいと思いまして始めたシリーズになります。ファンの方は「あらためて」初見のかたや桑田さんに興味の無い方も斜め読み程度にお付き合い頂ければ幸いです。私が「昭和戦士?」なので今回も「比較的 初期作品」に触れてみたいと思います。紹介させて頂いています各楽曲をご存じの方・ご存じない方も、対象の楽曲を聴きながら読んで頂けると幸いです!
                  (ジャケ写真は全てサザンオールスターズ Official Siteより)



【南たいへいよ音頭】(アルバム:綺麗1983/07)
「熱い恋ならちょいと見もよかろ 山羊の耳にもラブソング」


ファンの方は御存じと思うがこの楽曲はサザンのベーシスト、関口さん(通称ムクちゃん)が作詞・作曲しボーカルで歌い込んでいる珍しい一曲だ。「桑田佳祐 歌詞の世界」とは少々外れるがご容赦下さい^^関口さんは寡黙でボソボソ…っと喋り、桑田さんにはいつもイジラレテいる印象でよね(笑) この楽曲自体も「南太平洋」と言わず「南たいへいよ」としている所「ビルにのぼれば人よりゃ高い海の中では生きられない」で始まる歌詞も関口さんらしい感が滲み出ている。そして徐に「山羊の耳にもラブソング」とくるわけで関口さんの「無」の表現がふんだんに出ていて逆に興味深く聞き入ってしまうのだ。しかしながら曲調は「南の島(無人島)」が頭の中で広がり青い海・空が自然と湧き上がる楽曲でもある。勝手な想像をすると関口さん的には歌詞などどうでも良く「南の島の自由」みたいな事をメロディー化したかったのではないだろうか?その様に考えると更に歌詞も違う意味で生きて来るように感じる。


       

【女のカッパ】(アルバム:人気者で行こう1984/07)
「翔べよシュールにFade Away 星より高く 蒼い蝶の群れTom, Tom
                         街を染めてゆくLong Long Time」


1970年代のジャズ系(渡辺貞夫やドナルド・フェイゲン)などを彷彿とする楽曲のように捉える。例の如くタイトルに意味はないのだろう。後日談で桑田さんは「QUAPPA…クワッパァ!みたいのが良いのかなと…ジャズっぽい感じで…」とも語っていた。これを分かり易く日本語で「女のカッパ」としたのだろう。歌詞はと言えば「シュールにFade Away→シュールに消えていく」とはよく言ったものだ。「非日常的に消えて行く」を皮切りに「星より高く蒼い蝶の群れ」など何とも幻想の世界へと導くワードだ。これをジャズボーカリストの桑田佳祐が唸る様に歌う訳だからたまらない。不思議なもので桑田さんのメロディーに乗る歌詞は意味が出てくるようだ。この幻想の世界も現実の世界と重なる事が良くあるのだ。「何もしない人が笑える時代 Woo, I can't believe in you, Oh no」何もしない人→政治家を指しているのだろうか?そして「私は貴方を信じる事が出来ない」的な内容も織り交ぜている所など世の中に対する桑田さんのメッセージ性も高い楽曲だと考えます。


              

【稲村ジェーン】(アルバム:稲村ジェーン1990/09)
「Y asi fue que comenzo esta historia sin final de una ola que cambio a mi vida de verdad」


時は1990年、日本中でサーフィンブーム真っ盛りの頃でしょうか。この映画は産声を上げました。「稲村ジェーン」桑田さん監督作品。個人的には一昔前に一世を風靡した洋画「ビック・ウェーブ」の日本版に捉えていました。若き時代に体も限界を超える程の健康があり、心も豊かで様々な発想を具現化できていた時代。そして考える事は恋愛相手の事や、とにかく欲に満ちた毎日。しかし時が過ぎて若き体は老化し沢山周囲に居た仲間も一人、また一人と減ってゆく。気が付けば一人の自分だが若い頃に夢見た「ビック・ウェーブ」に乗る事を夢見てついにその時は来る…今の年になるとシミジミと心に伝わる映画だ。この映画タイトルでもある楽曲「稲村ジェーン」だが「スペイン語」で構成されている。そんな中での挙げさせて頂いた一説、日本語に訳せば「私の人生を大きく変えた、終わりのない波の物語が始まりる」とでも訳すのでしょうか?主人公は様々な人生模様を過ごしながら落ちぶれながらも忘れかけていたモノ、つまり「昔夢見た幻のビックウェーブに乗る事を実現化したいと言う願望が生きる糧として生きて来たのだ」という事なのだろう。幾つになっても「糧」と言うのは必要なモノ。そして尊いものなのだと実感する。


                       

【亀が泳ぐ街】(アルバム:世に万葉の花が咲くなり1992/09)
ネオンを浴びてる ピンクの谷間は 酔いどれ月夜の濡れた慕情よ 
                           妬けるぜ 映画館


ファンの方は既にご存知。桑田さんレギュラーラジオ番組「やさしい夜遊び」に代行で出演していたコーラスサポートメンバー「タイガーさん(井川 春さん)」お気に入り楽曲として挙げている。完全な「ジャステイスト」で出だしのベースが妖艶な感覚を脇立てる。この楽曲にピンと来ない方(ファン)も多いのではないだろうか?私自身、この楽曲に、ぴんとくるものはなく、聞き飛ばしてしまう傾向でもあった。頭の桑田さん自身あまり内容があるわけではない。メロディーに後付けに塩をつけた模様がわれる。しかし歌詞の1行1行、ワードごとに追うと桑田さんがこよなく愛する「昭和の妖艶な部分」を浮き彫にした、色彩で言えば「どす黒い赤」のイメージが漂う。歌詞の中には「木馬座」「マダムのお店」「女にシュミーズ」など昭和テイスト満載だ。そして、滑り出しで印象的な「未来の神保町」だ。神保町と言えば、東京は千代田区神田の本屋の街。古本屋さんや骨董品、書、などを置いた古い店が立ち並ぶ全国でも有名な街。歴史や有名な歴史上の作家が足繁く通った街でもある。そして様々な出来事が本や書に詰まり過ぎ去った時間を静かに見守る街のようにも感じます。つまり「未来の神保町」とは今(リリース時点)の日本を指しているのではないだろうかと捉えます。その辺を幅広く、桑田さんらしく歴史に紛れたエロチズムを散りばめ描いた傑作だと私は感じます。ぜひライブでも期待したい楽曲だと言えるでしょう。



【江ノ島(SOUTHERN ALL STARS GOLDEN HITS MEDLEY)】(SINGLE1993/09)


ご同輩におきましては、1980年頃から流行ったお馴染みディスコサウンドを彷仏とするサザンオールスターズにしても、特別なシングルである。そして「Z団」という昭和の頃によく「悪党」が好みそうな昔懐かしい呼び名でリリースされている。「Dear John」のゆったりとした前奏ラインからライブの桑田さんのキメ言葉「スタンドぉ~!アリーナー!かも~ん!」から始まり否が応でも体が動くシンドバットへと移り行き、その後はファンは知らない曲はないメドレーへと突入する。ファンはもちろんご存じのシングルだが「そんなん有った?」と思われる1980年前後のディスコブームを味わったご同輩に置かれましては是非もう一度聴き込んで頂ければ懐かしさと共にサザンの奥深さも伝わる様な気がします^^
    
(Dear John)・勝手にシンドバッド・(そんなヒロシに騙されて)・(MY FOREPLAY MUSIC)・ミス・ブランニュー・デイ・(そんなヒロシに騙されて)・ネオ・ブラボー!!・エロティカ・セブン・(Big Star Blues)・チャコの海岸物語・Big Star Blues・匂艶 THE NIGHT CLUB・君だけに夢をもう一度・匂艶 THE NIGHT CLUB・(マチルダBABY)・ボディ・スペシャルII・マチルダBABY・私はピアノ・(ボディ・スペシャルII)・(祭りはラッパッパ)・勝手にシンドバッド・シャ・ラ・ラ・Oh! クラウディア・いとしのエリー・夕方 Hold On Me・愛は花のように・夏をあきらめて・C調言葉に御用心・希望の轍・真夏の果実・Ya Ya (あの時代を忘れない)・涙のキッス・シュラバ★ラ★バンバ・(私はピアノ、エロティカ・セブン)・Bye Bye My Love (U are the one)・思い過ごしも恋のうち・いなせなロコモーション・みんなのうた・CHRISTMAS TIME FOREVER・(チャコの海岸物語)


        今回も最後までお付き合いありがとうございました!
  また機会があれば「桑田佳祐 歌詞の世界」書かさせて頂ければと思います^^

           

        

~心を込めて花束を~

こんにちわ!

     今日は「結婚式・披露宴」について記事を書いてみようと思います。
先日、とある結婚式に出席してきました。地方だったので遠征結婚式でしたね。時が変われど、いつの日も「結婚式」と言うのは新郎新婦のみならず着慣れない婚礼スーツ・ドレス・着物などを纏い、どこか緊張感があり良いものです^^ご祝儀袋に失敗できない筆ペン文字にて「名前・住所」を書く訳ですが何にしても自分の文字の下手さが嫌になる一時です(笑) しかしながら一昔前の我々の頃(昭和の鉄腕アトム世代)からは内容や趣も変わりました。

      


振返れば我々「昭和の鉄腕アトム世代」の結婚式を思い出すとプリンスホテルなどを含めた各所中心地のホテルが圧倒的に多かったように記憶します。所謂「流行り」だったのでしょう。現在もスタイルとしては残ってますが走りは「あの頃」からだった様に記憶します。
ホテルに簡易的な教会があって雰囲気を出すためでしょうか?外人の神父さんが用意され片言の日本後を交えて?結婚式は進行されます(笑)結婚式を挙げた後、凡そ60人~80人位の披露宴」がポピュラーだったのではないでしょうか?まぁ、この辺は今も変わらない様子。「当時ならでわ」を挙げれば、まずは「仲人」の有り無しを語らずにはいられませんね^^恩師や親がお世話になった方や、2人の出会うきっかけになった方などが夫婦揃って高砂の座、両端に座り披露宴の最初に「お祝いの言葉」を語るわけだ。今ではほとんどお見受けしない「仲人・媒酌人」ですよね^^仲人の由来を探ると江戸時代から存在し「お見合い」や「相手探し」などを行い結ばれた暁には礼金を頂くと言う昔よく御近所に居た「世話好きオバサン」は、その流れの存在なのでしょう。現在は皆さんも耳にしていると思いますが、得体のしれぬ仕組み?「マッチングアプリ」とやら(笑)全く知らぬ同士がアプリ一つで知り合い、アレヨアレヨと言う間に結婚にたどり着くと言うもの。この様なアイテムで結婚相手を真剣に探す時代なのですね。昭和の頃のディスコで出会い、そのまま数年付合い結婚した仲間が居ますが、其方の方が中身がある様に感じてしまうのは私だけでしょうか?(笑)
しかしながら昨今はマッチングアプリを利用した「マルチ商法詐欺・特殊詐欺」が横行している状況。要注意ですね。恋愛を餌に詐欺を行う集団が存在していると言う事です。


また、披露宴で人間模様が見え隠れするのがスピーチ関係です。皆さんも経験あると思いますが私も数え切れない程、体験してきました「主賓のあいさつ」「乾杯のあいさつ」「友人代表スピーチ」「余興」様々。喋る方はそれこそ寝ずに考えて練習まで行い臨む訳ですが新郎新婦はともかく残念ながら席についている皆さんは聞いちゃいません(笑)つまりスピーチ側の緊張感など「持つだけ損」と言う事です^^「失敗しないスピーチ」から、いくつか挙げさせて頂きます。結婚式・スピーチ控えてる方は参考になれば幸いです。


1,小さな紙を持ち読むならむしろ表彰状の様な大きな紙を巻物の様にしてマイクを挟み読んだ方が受ける^^
2,饒舌な語りよりも「額に汗し、下手ながらに懸命に」の方が注目をされ心に残る^^
3,自分をリラックスさせようとつまらない冗談を混ぜてもうける訳もなく逆にツボに嵌るだけ^^
4,夫婦を「車」などに例えて語り出す下り(適度に乗ってあげて下さい的なアレ)はセクハラ・ご法度。
5,いつの間にか会社の紹介や仕事の話が主になるのも新郎新婦・来客人は求めていない^^

6,つまらない話でも声を貼り気味に話すと皆さん聞いてくれる。
7,「主賓挨拶」は新郎新婦に贈る挨拶だが、あえて御両親に贈る言葉とする挨拶の方が何となく素敵に感じる。
8,出来の悪い部下を出来る部下に仕立ててスピーチすると出席している同僚部下から批判される(笑)
9,「喋るのが下手なので」と生ギターで歌う場合は譜面・マイクなしで会場を歩き回り弾き語ると盛上る。
10,「乾杯の挨拶」の際「一番祝福したい方々と一緒に乾杯したいと思います」と話し両家御両親と共に行う。


まぁ、総じて型に嵌めれば「それは失礼」とか「作法からすれば」などの声も聞こえるが、そもそもスピーチとは全てが「お祝い」に精通していればそれでよいと感じますね。

        


そんな進行の中で、そこそこ涙をソソルのは「両親への花束贈呈」かもしれませんね。所謂「心を込めて花束を」です^^新婦が涙ながらに読み上げる文面や、新郎の父が語る挨拶はいつ体験してもウルウルする場面ですね^^敢えて楽しい雰囲気で笑いを誘う挨拶もありますが個人的には一生に一度の一大イベント、新郎新婦・両親が嬉しかった事や離れる悲しみ・虚しさ・感謝など「本音を剝き出しにする挨拶」の方がしっくりきますね^^いずれにしても子供にしたら長年傍にいた親元を離れる船出、親にしたら足元に居るのが当たり前の子供が別の家庭を築き生きて行くという船出。何とも複雑な思いが押し寄せる日でもあり人生の分岐点には間違いないと言えよう。まさに桑田さんの楽曲「心を込めて花束を」の歌詞「夢追う無邪気な子供の頃に 叱られた理由が今解るの 今日まで幸せくれた パパとママに花束を」
    


            本日も訪問ありがとうございました!