Southern Blog

  ~永遠の熱い胸騒ぎ~

~浜田省吾と共に~

                       写真:https://www.facebook.com/ShogoHamada.Official/より


こんにちわ!
先日、浜田省吾さんの「ON THE ROADライブ」NHKホールに参戦してきました。参戦が難しいアーチストのお一人なので本当に貴重な感動のひと時でした。突き抜ける歌唱力、何と言っても御年70歳と言う年齢と,変わらぬ容姿。美容系処置がされてるとしても、あの体系・姿勢・体つきには驚く限り。桑田さんや佐野元春さん、矢沢永吉さん にも言えるが、相当にストイックな感覚が無ければキープできないのが体系だろう。何かの雑誌で目にしたことがある。「一線で活躍する年長者トップアーチストは自分を商品だとしっかり見極めると共に商売と割切る」つまり「体系維持の努力も仕事」と割り切っているのだろう。確かに彼らは「好きな事だから頑張れる」という一面もあるが億万長者の彼らは死ぬほどにストイックになる必要もない訳だ。今となっては、彼らを慕い支えてくれるファンや関係者に「恩返し」の念も大いに入った活動なのだろうと予測する。一般サラリーマンも「理不尽や上長の無謀の依頼」も「仕事」として更に割切る事が必要なのだろうと考えさせられた。

                       


今日は、昔から聞いている大好きな「浜田省吾さん」の記事を毎度の如く自己目線優先で書かせて頂こうと思います。また「浜省」と言えば活躍の歴史は長く楽曲などについても語りつくせません。そのなかのホンの一部を掻い摘んで書いてみようと思います。浜省を知る方も知らぬ方もお付き合い頂ければ幸いです。


浜田さんで印象深いのは1979年の「カップヌードルCM」で流れた「風を感じて」です。「♬ブルーレットイエロー、スクランブル交差点♬」あれです。駆け出し時代から、「風を感じて」までの道のり・音楽活動は苦労・苦難の連続だったと思います。そもそも浜田さんは1975年デビューの「愛奴(あいど)」のメンバーでドラムを担当してました。吉田拓郎さんのバックバンドなどを行いながらのデビューでした。拓郎さんとは同郷(広島)と言う事もありかわいがってもらったのでしょう。山下達郎さんなどの「シュガーベイブ」と同期デビューと言うのも驚きのところです。


試行錯誤しながら音楽に向き合うが、なかなか世に出れない時代が続き、苦しまれる時代が続いていたのだと思われます。「風を感じて」で浜田さんはメジャーとなる訳ですが初期の作品については納得が行っていない楽曲は全て「リメイク」しているほどの拘りを持たれているそうです。そして1980年には深夜ラジオ「セイ!ヤング」でDJを務める事にもなった。私も数回聞いた記憶がありますが、例の独特な口調と楽曲を歌う時の声とは違った低く囁くような声はリスナーを魅了した。1982年には「日本武道館(愛の世代の前に in 1982 at 武道館)」での初武道館コンサートを開催する訳です。これを収録した「ON THE ROAD」を発売し以降のツアーのタイトルを「ON THE ROAD」として現在に至っている。後にあらためてご紹介しますが、この伝説の武道館ライブこそが40年の時を経て2022年1月、大雪の降る武道館にて「完全再現」されるわけです。

            

             写真:SHOGO HAMADA OFFICIAL WEB SITEより


私が浜田さんを知ったのは御多分に漏れず「風を感じて」である事は紛れもない。メロディラインと浜田さんの何とも言えない歌声に誘われた事と「愛の世代の前に」と言うアルバムの「ジャケ買い」をした思い出もあります。このアルバムは1981年に発売された7枚目のアルバムである。深夜?夜明け?の街をバックに真っ赤なアメ車が佇むという何ともカッコよく男子の心をくすぐる印象的なデザインだった。今でもこのアルバムジャケットの大きなバンダナを壁に飾ってある。楽曲数は10曲と少ない。しかし全ての楽曲が私的に言えば完成されているアルバムで私の「浜省ロード」はこのアルバムから始まっていると言っても過言ではない。中でも代表曲でもある有名な「悲しみは雪のように」などは名曲中の名曲だ。浜田さんのお母様が病に倒れ絶望の時に生まれた曲だとも聞きます。素晴らしい楽曲です。


この「愛の世代に前に」リリース後に先ほど書かせて頂いた1982年、伝説の「日本武道館(愛の世代の前に in 1982 at 武道館)」が開催され関係者の心配(動員人数)を他所に大成功に終わり「浜省時代」が訪れたと言っても過言ではない。この「日本武道館」から40年が経過した2022年1月に前文で述べた「完全再現」として「ON THE ROAD」が開催された。
実を言うと私は浜省のライブには以前から行きたくて、それこそ40数年間機会が無くいけませんでした。「ファンクラブにも入ってないし所詮無理だろう」と諦めていたと言った方が正しいかもしれません。この「完全再現 日本武道館 ON THE ROAD」はファンクラブではなくとも「浜田省吾 特設サイト」から応募が出来たので即応募したところ見事に当選し参加する事が出来たわけです。「浜省ライブ1度は行きたい」という夢が叶った時でした。


そして当日、言うまでもなく感動のステージでした。冒頭述べた様に1980年~を主に聞いてきた私には、全ての馴染みのナンバーが心地よく心に染み渡りました。なかでも浜田さんが売れない頃に大きなスーツケースとギターケースを持ち通勤時間帯の小田急線に乗り周囲の目を気にしていた時代を「この位のバックと、このギターケースを持ち…」とステージ上で当時の再現をしてくれて辛い時代の苦労と根気みたいなものが強く伝わりました。芽の出る人が見据える先に「諦め」は無いんだなぁ。と実感しましたね。このコンサート終了後に遅まきながら、私はファンクラブに入りました。もちろん今後の浜田さんのライブに行きたい事が主ですが実はもう一つ理由があるのです。前文で登場した「愛の世代の前に」のジャケットバンダナ…ファンクラブでないと買えないのです(笑) まぁ、それだけ思い入れがあると言う事です。^^(機会があれば部屋のバンダナ写真をご紹介させてください^^)

             

               写真:SHOGO HAMADA OFFICIAL WEB SITEより


最後になりますが言い出せばキリがないのですが、私が大好きな浜省の楽曲を紹介させてください。2005年にリリースされた「My First Love」と言うアルバムの中の1曲です。題名は
「君と歩いた道」です。「もし15のあの夏に戻ってそこからもう一度やり直せたらどんな人生送るだろう…」から始まる訳です。今の自分を基準に客観的に考えると「さぁ、どうするだろう」 と考えてしまいます。人生に悪い大波があった方、順風満帆、それなり、色々な考えがあるのではないかと察します。またストレートに聴くと楽曲内で登場する「君」を指すものは「奥さん・旦那さん」の様に捉われます。間違いではありませんが様々な捉え方が出来る様に思うのです。友人・知人・恩人・兄弟・両親…スローな曲進行の中で様々な事が蘇ると共に「ん~15の夏かぁ…自分はどうしただろう?」と考え耽る楽曲なのです。是非お聴き頂き頂ければ幸いです。「もう一度やり直せるとしたら」皆さんはどうしますか?^^


      



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