Southern Blog

  ~永遠の熱い胸騒ぎ~

~能登半島地震~

こんにちわ!

                             年が明けると共に襲った元日の能登半島地震 大災害。


私も能登半島には行ったことがありますが長閑な田舎町です。千枚田・朝市・輪島塗…まるで時間が止まったかのような情緒溢れる穏やかな町です。そこに容赦なく自然災害という波が押し寄せた訳です。そして日に日に悲惨な衝撃映像が流れます。ただでさえ田舎町が故に少し奥まれば道路や設備環境など万全ではないのは当たり前。これは能登半島に限ったわけではありません。「のどかで自然が美しい地域」=「自然災害時は近寄る事が困難」と言う事なのでしょう。しかし、こればかりは誰が悪いという事でもなく、言葉適切ではないが「致し方ない」と言う答えも間違いではなく自然災害の恐ろしさや、いつ何時?自分や家族の身に襲い掛かるのか?予測できないのも事実だ。つまり茶の間でテレビを見て「これは大変だなぁ。国は何をやってるんだ」「あんな小さな子供たちが」などと暖の効いた部屋で横になりながらTVを見て居るも、まさにそこへ大災害は来ないとも限らないと言う事だ。要は今テレビで映り被災している皆さんも同じ大晦日で紅白歌合戦を見ていたという事、年が明けて家族たちと同じお正月を迎えていたという事。久々に帰った実家でゆっくりしていたという事。皆、我々と同じ何ら変わらぬ目線だったと言う事だ。ソレが一瞬にして家、家族、財産を失う訳だ。自分に置き換えてみると想像がつかない。家、家族を失い、1人になってしまった男性。地震の揺れでストーブ上の鍋?ヤカン?の熱湯を浴びて亡くなってしまった幼児。また、今回の能登被災地の方々の中には、遡れば東日本大震災の時に「大変だなぁ組」であった方も少なく無い筈だ。やるせない気持と共にいつ起こるかわからない震災への恐怖は拭いされない。ただ、今更だが1つだけ心に刻まなければいけない事は「テレビの中の事件事故自然災害は、総じて人事(ひとごと)ではない」ということなのだろう。


                                  つまりは「明日は我が身」という事なのだろう。

この様な時、一般的な常套句は「国は何をしてるんだ」「遅い!」「何か手はうてないのか」と呟き、心ある人々は「何か我々にもできないのか」と腰を上げる。しかし残念ながら一個人やグループ程度で手に負える災害では無い。むしろ現地に出向く為の交通手段、受け入れ側の体制、ただでさえ少ない衛生設備、食糧難、つまり鼻息の粗さや精神論などで乗り切れる事ではない訳だ。また出来る事といえば一般的に「募金」と言う手もあるが、海外などでは募金が実際に現地に届く数字は関係機関・業社に差し引かれ半分位になってしまうことも少なくないと言う。余計な話だが大谷翔平の数億におよぶ募金は被災地に届く時にはいくらになっているのだろうか。つまりは募金主催機関はきっちり精査した上で選びたい所だ。仮に募金が現地に辿り着いても使うのは県・市・村。要は役所が管理し一般庶民被災者は明確にわからないのが事実。私はこんな時だからこそ政府・各省庁はもちろん「専門家、民間最大手企業」の「技や力」が100%…いや、150%必要とされる様に思います^^それが具体的被災者の隅々まで届く充実した施策なのではないかと感じている次第です。しばし一庶民の客観的素人、言うだけタダの「呟き」にお付き合いください^^


1、何は無くとも居住とインフラの復旧。「県内外近隣敷地」又は「自衛隊空母」を活用し可能数カ所に復興に伴う「大規模復興臨時機動基地」を「スーパーゼネコンJV管理の基」で突貫設置し資材、重機、大量の職人宿泊仮設ハウスとして拠点を構える。また、スーパーゼネコンは一定期間「首都圏の大型施設などの主要工事」を休工し重機又は職人(特に電気設備・空調設備・給排水設備)人材を自衛隊と共に「大規模臨時機動基地」に送り込み突貫的にスーパーゼネコン主体で各種復興土木・建設復興工事に取組む。都心で煌びやかな高層ビル群などの施工をしてる場合ではない。また避難場所として「豪華客船」などを避難所として設置する事も効果がありそうだ。


3、桑田さんで有名な「年間2兆円を産む大手衣料メーカーU」は海外通常製造ラインを一時期止め使い捨て下着やオムツを海外で臨時製造すると共に仮設臨時店舗を数店舗でも造り衣服や暖をとる衣類を原価売価で提供する。また全世界に10億人はいると言われるU社雇用者の1数%で良いからボランティア派遣しながら被災地の「衣」の部分を具体的にカバーする事も可能だと考える。「助成金」も有りだが「2兆円グローバル企業」事業成功社としての次の視野は「社会還元」ではないのだろうか?


4、日本が誇る愛知の自動車会社T社は「EV認定中古車」を現地の最も不便性の高い地域に限り「自由使用車」として大型ジェネレーター(発電機)・充電スタンド数十台と共に各地へ送り込み物資調達など決められた範囲での走行や暖を取るためのアイテムとして自由に貸し出しを行う。被災地も奥まれば奥まるほど「目と声」が届かない事に重視し緊急事態も含めた「足」の充実を図れるはずだ。スーパーゼネコンが行う臨時道路の早急復帰と組み合わせて考える必要があるが、過疎地域に対して生活を繋ぐ「足」になる事は間違いなく かなり助かるはずだ。中心部からの一方的な「連絡便で対応」などの考えもあるが「来る時間」では無く被災奥地から中心部へ「行きたい時に行ける」これが大事だと思う次第です。

                       

しかしながら、本件に対して「日本最大手企業達」が苦い顔をするのはすべて「お金」。
もちろん企業は慈善事業ではなく巧みな商売戦略で成長を遂げた企業達です。自社の更なる成長を遂げなければならない訳で「震災・復興」は、ある意味「別物」と考えます。まぁ、いいとこ「大金の寄付」「物品の配送」止まりでしょう。しかし「専門・最大手企業」には政府や役所では思い浮かばない優れた専門性・製造力・設備・仕組み創りが出来る「頭脳」があるのです。そこで「増税メガネ」の出番だ。1000億円の支援を声高らかに豪語したが1000億が多いのか少ないのか?何に使われるのか我々にはわからない。「国民全員へのコロナガーゼマスク配布」の様な無駄な発想は絶対にやめてもらいたい。豪華客船のチャーター、電気自動車、スーパーゼネコンによる臨時復興作業に掛かるコストや首都圏大型工事が休工し工期がズレ込む施主の営業補償、「2兆円衣料メーカーU」が国外工場にて臨時製造などで掛かるコストなどに目を向ければ被災者には目に見える救いの手が届く様に感じる。民間企業相手に一筋縄では行かないが、ここを円滑に整理できれば「増税メガネ」が一番気にしている支持率がアップする事は間違いないはずだ。予算がいくら掛かろうが、総じて「研修と言う名のご旅行資金」「パーティー券など政治資金の使途不明金」「裏金問題」など国民には数え切れない見えぬ金が有るのは事実。コロナ感染症ブームの時に数億円の使わない「ガーゼマスクの配布」などの発想に比べれば、少々金額が張っても、泣いている子供たちや、困っている被災地への具体的な国民支援の方が「明らかに目に見えて効果的に費やされる国費」として遥かに納得性があり、わかり易いと感じる次第です^^
     
         何しろ被災地の一日も早い復興。普段の生活に戻る事を祈ります。


       本日も訪問頂き、長文にお付き合いありがとうございました!