Southern Blog

  ~永遠の熱い胸騒ぎ~

〜麗しき昭和の頃 ⑤〜

こんにちは!

古き良き時代、昭和を振り返り様々な出来事やアイテムに触れること過去4回。いつもブログを行き来させて頂いている目線の合うブロガーさんにはリブログまでして頂き、更に多くの皆さまに読んで頂く事が出来て ありがたく感じている次第です^^これを書きだすと「あれも有った・こんな事も」と次々と思い浮かんでし止めどもなく書込んでしまい、ついつい長文に成ってしまいます。昭和のご同輩含め、私自身 寄る年波に不安や危機感などが迫る昨今、「雑だけど温かみのある時代・悩みなき幼き若き時間」が故に駆け込みたくなる衝動なのかもしれませんね^^本日も昭和時代の ご同輩はもちろんですが、当時の記憶のある方、初めて目にする方含めタイムマシンで一時の昭和を味わえればと思います。


【クラス替え】
学校生活の中で特に小・中学校での「クラス替え」は印象的でした。例えば、中学校に入学して1年生。右も左も分からずほかの小学校から来たクラスメイトともやっと慣れて友達に成りリズムが出来て来た頃、中学2年に進級すると同時にクラス替えがありました。学校側は「まずは中1は慣れてもらう」という感覚なのでしょうか。新年度に成り新しいクラスに初めて入ると顔馴染みが数人、それ以外は男女含め知らぬ顔。強いて言うなら分かり易いのは坊主姿の運動部メンバーのみ「彼は野球部なんだな…」「体大きいから柔道部か…」程度。その他は前後左右みても自分よりも頭の良さそうに見えました(実際はそうでは無かったですが 笑)また、どこかよそよそしく静まり返った教室は誰もが「何とか早く友人を作らねば」と試行錯誤したものでした。男子も女子も休み時間はぎこちなく自分の席に居るかトイレに行くかベランダで子供ながらに無意識に発する「社交辞令」などを用いて友人作りに没頭したものですね。席の後方には体格が良く第2ボタンを外した一見悪そうで近付き難い生徒が机に顔をうずめて寝て居て何となく避けたくなるオーラを出していたが最終的には、一番の親友に成ったり(笑)席の一番前には小柄でメガネを掛けた優秀が制服を着た様な生徒が座ってました。実際に優秀な友人も居ましたが大した事ない奴が主だった記憶があります。また座席もテストの時は「出席番号順」に並ばされてテストを受けさせられ、その時は臨時で席移動し何故か新鮮で緊張感がありましたよね。先生が解答用紙を出席番号順にしたかったのでしょう。社会人に成り会社での部署移動などもありますが、感覚は全く違いますよね。あの少年・少女期に味わう何とも言えない「不安と期待」だった事を思い出します。当時の気持・感覚を、もう一度味わってみたいと思いませんか?^^

       

【部 活】
部活で人気があったのは、やはりスポーツ系だったのでしょう。男子で言えば「サッカー部」「バスケ部」「野球部」女子で言えば「テニス部」「バスケ部」「バレー部」。男子目線で言えば一言で言えばサザンの桑田さんが音楽を始めた切っ掛けでもある「モテたい」が先に立っているのかもしれません(笑)まぁ、健康男子であれば当たり前なのでしょう^^
そのような事から、女子の心境は分かりませんが、少なからず男子の心中には今も昔も「人気の運動部」に所属すると言う、ある種の「校内ステータス」を感じていたのかもしれません「所属しているだけで人気者」的な感覚が有った様な記憶もあります。まったくもって我ながら男子たるものどこまでも単純で可愛い動物だと実感します(笑) そして私も御多分に漏れず友人に誘われるままに「サッカー部」に入ってました。運動部に所属していた御同輩なら理解して頂けると思いますが「人気運動部所属」も楽じゃなかったですよね~^^ましてや「昭和の運動部」地獄と言えば地獄でしたね。四季を通じて朝は6時頃から朝練。夕方は暗くなるまで夏は20時、冬は19時頃まで練習。休日は終日練習か対抗試合で都内・近県まで遠征。練習中は「水飲むな」「声出せ」「ミスしたら連帯責任、良いと言うまで走ってろ」今では到底考えられません。 しかし、それが当たり前の世界だったわけですよね。通常の生徒「帰宅部」の友人は授業が終わるとグランドで練習をしている我々を余所に明るい時間に帰宅していきます。それを横目に見ながら本当に羨ましく憧れました。「いいなぁ…家に帰ってテレビ見るのかなぁ…」とか…。しかし「見返り」と言う訳ではありませんが、バレンタインや誕生日、他クラスの話した事もない知らぬ女子など含め「モテたかモテないか?」と言えば確かに「比較的モテていた」?かもしれません(笑)しかし本人に魅力があったのか?「人気運動部効果」だったのか?は闇の中。いや大概は後者なのでしょう(笑)

       

【床 屋】
現在では散髪というと「1000円カットの店」などが流行っていて男性に置かれましては通っている方々も相当数いるのではないでしょうか?「とにかく髪の毛を切ってくれればいい」という発想と「1000円」という価格「短時間」という事が相重なり大衆に浸透してきたのだと思います。昭和の当時は店に入ると常に数人の順番待ちで狭い待合には読み古された少年雑誌が並び順番を待つ。店内には整髪料の心地よい香りが漂い理容師たちは医師が着用するスタイルの「首の横でボタン止め」する白衣をまとい中腰になり軽やかなハサミさばきの音が店内に響く。順番が来ると椅子までもが隠れるほどの大きなシーツに包まれ、床屋のオヤジは子供だろうが大人だろうが「どんな風にする?」と聞く。「刈り上げずに耳に掛かる程度にしてください」とリクエストを出せど仕上がりはいつも同じ刈り上げスタイル。「何のために聴いたんだと」心の声(笑)。シャンプー台は前屈みになり床屋独特の香りのする業務用シャンプー。少年期で髭など生えていないが髭剃りナイフを長い革を使いナイフの刃を磨く。時折、鼻の下あたりをミスり微量の出血があると分からない様にメンソレータムをつけられる。一通り終わり毛足の長い小さな「箒」で叩き髪を掃ってくれる。鏡に映るキッチリ綺麗な刈り上げの自分。子供心に「刈り上げ」は嫌でした。なにかオッサン臭く、翌日に学校に行くのが苦痛だった思い出もあります。まさにサザエさんのマスオさん状態。当時、小学生ながら少々老け顔の友人は「七三・刈り上げ」にされ「勤め人」というあだ名を付けられていました(笑) しかし少年の楽しみは散髪が終わり会計の時だ。当時は散髪が終わると「キャラメル」などをくれた。この「キャラメル」欲しさに嫌いな床屋に行っていた記憶もある。もちろん現在も「床屋」は存在し「散髪の流れ」は同じなのだろう。しかしイメージからすれば「シュッとした店員」「スタイリッシュな髪型」「電子決済での支払い」などが浮かぶ。やはり床屋の店員は「パンチパーマ」が良く似合うと感じます(笑)

             


【友人宅】
昔は現在と違い「学校が終わると外で遊ぶ」という習慣があったと思います。それこそ毎日毎日、飽きもせずに遊んでいましたね。友人と走って帰りランドセルを家に投げ込み、そのまま遊びに行く毎日。草野球・サッカー・駄菓子屋・缶蹴り・自転車乗り・探偵ゴッコ…とにかくアッという間に時間が過ぎてしまいます。時折、外ではなく友人宅に行き「人生ゲーム」や「サッカーゲーム」「レーシングカー」などもやりましたね。当時「人の家(友人宅)」に行く事などあまりなかったので家の中に入ると何か不思議な感覚になった記憶があります。「こいつ(友人)の部屋、こんな感じなんだぁ」「妹がいたのか…似てるな」「なんか家の匂いが違うなぁ」などなど新鮮な感覚を持ったものでした。特に「団地」の友人宅などは、どこの家に行っても間取りは同じだが部屋の散らかり具合や整理整頓、または「家臭」というのでしょうか?それぞれの家には住人にはわからない「家臭」が漂っていましたね。これは現在の各家庭でもあるものなのでしょう。また「3時のおやつの時間」には、お母さんがお盆に蓋のついた「菓子箱」に煎餅やらスナック菓子を用意してくれました。コーヒーも入れてくれるのですが既にクリームと砂糖がタップリ入っいて「選ぶ余地のない甘いコーヒー」だった事を思い出します(笑) お菓子が残ると、ちり紙(ティッシュではなく)に包んでくれて持ち帰ったものです。逆に友人を招くときもありました。友人の中には「良い奴なんだけどお作法を知らぬ友人」もいました。「おじゃまします」「いただきます」「おじゃましました」の言えぬ友人です。そんな友人は部屋に来ると勉強机の引出しを開けて引出しの中の内容確認作業を絶えず行っていた事を覚えています(笑) それが嫌でしたね~^^しかしながら実際、友人宅の勉強机の中は気になりましたよね~。何が入ってるのだろう?的な?玉手箱にも似た感覚があったのかもしれませんね^^小学生の机の引出しなど所詮、がらくたや、下らないモノしか入ってないのは承知していても気になったものです。

       


【クラスの人気者】
必ずクラスには男子で言えば「勉強が出来てスポーツマン」また女子で言えば「勉強が出来てかわいい子」がいましたよね。とにかくクラスで「秘かに好意を寄せられる人」には間違いなかったですよね^^何かの時に会話をしたりするだけで胸ときめいたり所謂「胸がキュンキュンする」と言う表現が理解しやすいでしょうか?(笑) 凡そ、その様な生徒は他のクラスの「スター生徒」と「出来ている」事が多かったように思います。何しろ「天は二物を与えている」わけです。周囲のクラスメイトは勿論、先生にも絶大な信頼を得る事が出来ている生徒でした。勉強が出来るので「学級委員・生徒会長」などには必ず抜擢。スポーツマンだから運動会などでは黄色い声の中で活躍する訳です。女子の場合は「かわいい」まで付く訳ですから心密かに思いを寄せる男子生徒が多い事は言うまでもありません。分かり易く言えば、この様な生徒は「アイドル」なわけです。小中学校時代に皆さんのクラスにも居ましたよね^^いや、自分がそうだった!と言う方もいらっしゃるでしょう^^しかし、残念ながらこの手の生徒は自分から「私・俺モテてました」とは言わず「自分をモテる部類」とは感じていない事が多いようです。その自然体がまた異性に好感を寄せられる傾向だとも言われています。テレビの中のイメージですが「大谷翔平」にその匂いは感じませんか?^^さて、そんな「アイドル」も時は無情にも流れ数十年後に同窓会などで再開し、肩を落とした 御同輩も大勢いらっしゃるのではないでしょうか?「ねぇねぇ、もしかしてあそこの禿げたお腹の出たオジサン、バスケ部の〇〇君?」「いやだ~ショック~」みたいな…(笑) やはり「想い出は美しく煌くもの」でありたいモノ。現実は厳しい事を思い知らされる瞬間でもありますね。しかし若き時代、その時・その時間軸では「王子様・お姫様」なわけで心のトキメキやドキドキ感はいつまでも心に刻まれているものです。

         

  
そんなわけで「〜麗しき昭和の頃 ⑤〜」書かさせて頂きました。
良くも悪くも、小中学校時代は大人の頃に味わう「悩み」とは異なり当時なりの「悩み」を各々が抱えていましたが大人になると「何であんなことを悩んでいたんだろう」「早く、こうすれば良かった」などと考える事が多くあります。澱んだ空気や嫌な事もあったが総じて当時は「真っ青な空の中で」自由に暮らしていたのだろうとあらためて振り返る。


        
     フィンガー5。クリアー下敷きに「平凡・明星」の切り抜き入を入れて居ましたよね^^


また、以降に 私が今までに桑田佳祐さんのレギュラー番組「やさしい夜遊び」に投稿させて頂いた「昭和ネタ」をご紹介させて頂こうと思います。全てが採用内容ではありませんが桑田さん自身が本当に「昭和を大事に思う方」が故に共感を抱いて頂いています。記事UPの際は、是非「麗しき昭和の頃」と併せて読んで頂ければ幸いです。
          
         最後までお付き合いありがとうございました!
  機会があれば「〜麗しき昭和の頃 〜」また書かさせて頂こうと思います。
         ご意見ご感想など頂ければ揺れしく思います^^