Southern Blog

  ~永遠の熱い胸騒ぎ~

~国宝 矢沢永吉~

訪問ありがとうございます!

今日は「ロックキング 矢沢永吉さん」について記事を書いてみようと思います。
情報番組などを通じ ご存じの方も多いと思いますが先日、御年72歳になる矢沢永吉さんが「新国立競技場における有観客初ライブ」をB'zなどを招き、開催されました。2日間で12万人という観客人数。「2020東京五輪」のアスリートにも味合わせてあげたい限りですね。
      
              今回の、永ちゃんキャッチフレーズ     
    「俺の歌を、焼き付けておきたい景色がある。」
          自己の長い活動の歴史を総括し更に前に進むという内容が感じ取れます


YouTube映像で会場周辺の動画などが多く公開されています。お世辞にも年齢層は「若人」という事では無く、お父さん・お母さん…いや祖父・祖母?(笑) と言った同輩が見た目8割?集結されていました。私含め各自の中で「永ちゃん」は「その時のまま」なのだと思います。永ちゃんと言えば日本のロック・ソロアーティストとしては初の日本武道館単独公演も行った事は記憶に新しい。先日のサザン桑田さんレギュラーラジオ番組「やさしい夜遊び」でも永ちゃんを色々な面で桑田さんは高評価されていました。「まさに国宝クラス」とも讃えていました。72歳、同じペース、同じ感覚で50年 走り続ける…凄い事ですね。


  

                                       写真:ticket boardより


私のブログ話題はブログ名を見て頂ければわかると思いますが「サザンオールスターズ・桑田佳祐さん」を中心にその他様々な話題を書かせて頂いていますが、そこは「昭和の戦士」ご多分に漏れず正しく「昭和ロード」を歩まさせて頂いているため本日のテーマ「矢沢永吉さん」に関してもズブズブに入り込んでいた時代もあります(笑) もちろん ご同輩は多少なりとも共感の意を示して頂けると思います。永ちゃんと言えば「フジTV リブヤング」「キャロル」「ザベストテンに出ないアーチスト」「時折出演するメディアではキザなセリフ」「ポマードでリーゼント」「革ジャンにバイク」当時、両親や学校、大人達は「不良の音楽など聴くんじゃない」とまで斜め視線だった事を覚えています。しかしそれこそが「矢沢式マネージメント」の走りだった事を当時の大人達は知る由もありませんでしたね。


さて、ファンの方は勿論ご存じと思いますが 矢沢永吉さんは1949年に広島で生まれ、現在72歳。当時のこの世代の若者は「BEATLES」に大きな影響を受けた頃です。永ちゃんも大きな影響を受けた一人で祖母に育てられながら貧しさなども後押しして「将来BIGに成ってやる」と心に決め上京し活躍につながるわけです。この辺の詳細は1978発行の伝説本で100万部を超えるベストセラー「成り上がり」に記されています。この本が後に「伝説の自叙伝」となる訳です。当時影響され「矢沢ファン」になったご同輩も多くいらっしゃると思います。(私もその一人)おそらく当時は、一般的に日本はまだまだ貧しい時代なのだったと思います。当時の「成り上がり」はそんな若者の心に自然と深く刺さったのだと思います。


               

                写真:成りあがり―矢沢永吉激論集  Amazon


アンチの方などは「成功者だから何でも言える」「理想と現実は違う」など冷めた意見もある。しかしながら永ちゃんの言葉は背景はともかく「やり切っている人」に違いないだけに確かに刺さる内容が多い。中途半端な大学教授や実業家、政治家、そして哲学者よりも心を揺らす言葉を摩り込んでくれる感はある。これももしかしたら「矢沢マネージメント」の流れ・つまり「矢沢永吉人間像」を各自で創り上げているだけかもしれない。だとしても、永ちゃんは経営者として素晴らしい才能を持ち自ら動く「社長」なのだと想像する。まぁ、私も一緒に生活してる訳ではないのだから永ちゃんの真の姿などどうでもいいのだ。極端に言えば、実際は臆病で愚痴っぽく嫌みな性格であっても悪事を働かなければ、そんな事はどうでも良く「心を揺らしてくれる永ちゃん」であればファンは満足するのだと思う。実際に響いた言葉をいくつか紹介させてください。ベタな内容だが永ちゃんが語ると私は響きます


 ① 勝ち組とか負け組みとかではなく、スタートを切っているかどうかが大事。
 ② 人生というのは、失うものを増やしていくゲームなんだ。
 ③ 年とるってのは細胞が老けることであって魂が老けることじゃない。
 ④ プラス10が在るって事は、マイナス10も在るって事。
 ⑤ 1のリスクしか無い事はしない、10のリスクがある事をする。
   達成すれば10の成果がある

                                (一部省略)


最後になりますが、私が一番好きな永ちゃんのアルバムは「A DAY」です。「♫ 昨日までのことも 明日からの事も 何も思わず 君とだけ 月の光の中♫」何とも言えないバラードです。


そして様々語っていますが、実は最近の永ちゃんの曲はあまり存じ上げないのです。(笑)
しかし歌詞の内容について「永ちゃんは時代を共にしたファンや仲間の面子に、こんな事を伝えたいんだな」と感じる曲があります。「ロックやジャカジャカ音」が苦手な方も是非、歌詞の内容も含めお聴き頂ければ幸いです。


      何いしても、最後はやっぱり…「永ちゃんサイコー」ヨロシク!


      



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