Southern Blog

  ~永遠の熱い胸騒ぎ~

~定年の解釈~

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今日は以前より触れてみようと思っていたサラリーマンにはつきものの「定年退職」について書かせて頂こうと思います。「定年退職」につきましては私のリアルの仲間の先々の悩みや各種ブログなどを読まさせて頂いても結構、多くの悩みや不安・野望を書かれている方がいらっしゃいます。YouTubeなどでも「定年退職者」や「予備軍」の方のチャンネルが再生回数を伸ばしているそうです。高度成長期組が多く「定年」を迎える時期なのでしょう。


学生さんや専業主婦さんにはなかなか、不透明な企業事情もあると思いますので、まずは
一般論として現在の日本企業の「定年対応」を(例外等除く)簡単に整理させて頂きます。日本では58歳~60歳が「役職定年」つまり管理職は、一般職になり給料も半減し平社員に戻る事を意味します。そして希望者は「再雇用」という名の「継続契約社員・嘱託員」的な立場で大半数が元部下などの下部に入り5年間を過ごし、65歳で一般的にはサラリーマン人生を終えるわけです。「てやんでぇ!あんな小僧の部下など出来るか!」など考えがちですが、どんなに上手く付合って来た元部下も「勘弁してくださいよ…やりずらいなぁ…」と心の声。何も良い事など無いように感じますね。(笑) そして「年金族」となるわけですが ①「持家あり・貯金あり・余裕あり・借金なし」みたいな方で貯蓄なども豊富なたくわえがある方は無理に働く必要もなく俗に言う「悠々自適」生活に入るわけです。逆に ②住宅ローン、親への仕送、子供の学費などが残る方は当然ですが現実的に当分の働きが必要になるわけです。また、③基本的には①だが「家にジッとしていてもボケるから働く」という方が結構な数で居られるように感じますね。もう一つは ④「やめて目的のある人」ですね。「〇〇を起業する」などですね。これもまた③と直結している内容でして「何かやらねば…」→「もぅ企業人は御免だ」→「個人起業」の考えの方も多いと思います。番外的には「世間体」「対外的立場」を気にして定年後も働く方も居るようです。


          


さて「定年退職」という響きに対して皆さんはどの様な響きに感じられるでしょうか?
老いを実感する何か後ろ向きな「終わった感」を象徴しているような感じも無きにしもあらず……少なからず体力的には30代~50代前半とは異なり60ともなれば記憶力も衰えます。
そんな時の「定年退職」ですから尚の事「終わった感」は強く感じるのだと思います。
実際・実働的に「終わっている人間か?」「頼りにならないか?」は別として残念ながら「終わった人」の筋書きは出来てしまうと言う事でしょうね。


      


同時に、我が国の「約60歳定年」(企業によって異なるため「約」表現)の流れに国民である以上、ある意味、乗らざる負えません。おそらく会社内には若くとも劣る「ダメな30代~50代」は、大勢存在します。少なくとも100名以上の会社であれば間違いなく存在するでしょう。しかし、この国の企業優先は「基本は年齢」なので「右に倣え」と捉るのが一般的。


一概には言えませんが極端に言えば「微妙な40代よりも定められた年齢に来た60歳」が会社を去る(役職定年・雇用延長の意味含む)動きが強くなると言う事でしょう。もっとも「使えない30代~50代」は違った意味での「肩叩き」「リストラ」を味わう事に成ります。欧米では企業に定年制度は法的に禁じらるなど良いか悪いか日本と考え方が異るようですね。つまり「実績と信頼のおける人」は「定年など無い」と言っても過言ではないのでしょう。   

       

最後に成りますが、私の「定年の考え方」です。
将来的にも自分自身、絵に描いた様に行くか否かは別として人は「定年」の前に「寿命」があり「健康(寿命)年齢」に直面します。凡そ支障なく生活できるであろう健康平均年齢つまり自由を謳歌出来るであろうリミット=ザックリ73歳としましょう。60歳~73歳 13年です。65歳~73歳 8年です。行きたい所、やりたい事、体験したい事、なにより「ストレスのない生活」を自在に味わうには限られた時間を当然なるべく効果的かつ多くとれる様に構想した方が良いと強く思う訳です。また仕事(会社)を引退すれば即座に翌日から「ストレス無き新スタイル」が用意されてる訳ではなく「新しい自在生活ペースを構築する為の助走期間」も当然必要になると感じる次第です。「辞めた後、どうしよう」と考える場合は尚更早く乗り出す必要があるわけですね。つまり「個々のストレス無き生活の樹立対策・実施」は早ければ早い方が良いと思うのが私の意見です。繰り返しですが「当然と言えば当然」の発想。但し現実的に働かなければならない環境に置かれている方は致し方ないですね。一日も早く「ストレス無き新スタイル」のステージに踏み込める事を祈ります。


と、考えると、よく聞く言葉で「働かないとボケる」などと言ってる場合ではないと考えます。しかしながら「仕事が生きがい」「仕事・人間関係ストレスなし」「仕事で死ねれば本望」の方は、その道が適しているのでしょう。少なくとも私には適しません。(笑)


また別の視点から見ると定年を迎える際には「明確な自由人へのパスポート」を手にしたいものですね。この「自由人へのパスポート」とは周囲も認める「やり切った充実」の裏返しだとも感じます。このパスポートが無いと「明確な自由人」には成れない様にも感じる訳です。日本のサラリーマンについては、遅かれ早かれ「定年・引退」が、会社役員・管理職者・一般社員 全てに訪れる「日本のサラリーマン行事」ですね。「明確な自由人へのパスポート」を手に出来る様に現役時代に実績・信頼を積む事が日本のサラリーマンの掟みたいなものなのでしょうね。裏返すと「信頼や実績に満ちた明確なパスポート」があれば、その後の「職の選択」や「老後の生計」「ストレス無き生活」にも直結すると思われますね。


そして何より自分の後に定年を迎える後輩たち、つまり次期定年族に「定年者は終わった人」ではなくストレスから解放され「自由人へのパスポートを獲得した人」・・・
「定年はいいぞぉ~」「簡単に真の自由人にはなれんぞ!」的イメージを刻む事も大事なのかと考える次第です。「定年」には、個々に様々な見解・解釈もあろうかと思いますし、絵に描いた様に行くか否かは別として「私の定年の解釈」でした^^



本日も訪問ありがとうございました。