こんにちわ！

先日、1980年代を謳歌したご同輩なら間違いなくご存じ「コロッケさん」のライブ。コロッケと言っても学生の頃、肉屋で買食いするアレではなく＾＾「ものまね芸人」のコロッケさん。私事で恐縮ですが以前にも記事に書きました「以前から色々と気になっていたアーチスト・芸人・芝居・落語・ライブ・コンサートに行ってみよう！」という個人のキャンペーンの一環です＾＾思い起こせば1980年代のお笑いと言えば、当然「漫才ブーム」もありました。「ツービート」「やすきよ」「ザ・ぼんち」懐かしい限り。他部門では「ものまね」も爆発的に人気があった事を記憶します。土曜日の昼頃に「お笑いスター誕生」と言う番組がありまして「とんねるず」「ダウンタウン」なども出演していた有名人気番組。コロッケも「お笑いスタ誕」出身だ。下済みの彼は渋谷の「ショーパブ」でパルコさん（現,葉月パルさん）と共に働きながら腕を磨いていたと記憶します。当時私も何度か先輩に連れて行ってもらった記憶があります。彼の持ち芸は「声ものまね」と言うより「ジェスチャーものまね」「エアーものまね」とでも言いましょうか？音源を流し特徴を捉えたジェスチャーで「岩崎宏美」「ちあきなおみ」「五木ひろし」などを演じ爆発的人気芸人となった。その後TV人気番組「ものまね王座決定戦」などにはレギュラーとして出演し、番組も長寿の域へと達し、コロッケは「清水アキラ」「ビジーフォ」「栗田貫一」と共に「ものまね四天王」と呼ばれるほどの人気者になったわけだ＾＾そんなコロッケさんもデビュー43年だそうだ。

　　　　　　　　　　　　

さて、肝心のライブはどうだったかと言うと今回のコンサート内容は本格的な「フルオーケストラ」とコロッケのコラボ。恥ずかしながらホールで生の「フルオーケストラ」を聴くのは初めてだった事もあり、まず単純に「響き渡る音響」に圧倒された事が率直な印象。高校野球のブラバンも生で聞くと全然違う音ですね。フルオーケストラはそれ以上でした。そこにコロッケのパフォーマンスが乗る訳だから圧巻。感じてる方も多いと思いますが、そもそもコロッケのモノマネは「ジェスチャー」×6、「声まね」×4 だと捉える。つまり「目で見るモノマネ」なのだ。「ロボット五木ひろし」「早回し野口五郎」などが有名。一部の年配者からは「ふざけている」「笑いのツボがわからない」などの声も聞かれるが、このパフォーマンスは理屈抜きで「笑い」の前に「凄い」の言葉が当て嵌まる。ジャンルの違う気品の高いフルオーケストラ陣営がコラボするのに躊躇したりお断りが入らないのが証拠だ。テレビでは伝わらない迫力がそこにあった。同時に「芸で飯を食う」と言う事は人並外れた技能や才能、展開力が最も優れた人、また周囲を気持ちよく自己世界に招き入れる事が出来る「人間力」が欠かせないのだろう。これはサラリーマンや商売人にも言える事だ。口を開くと「人間批判」が多い人は「自己も批判される悪循環」に気付かず人生を回しているのかもしれない。全てとは言わないが,どの世界でも「成功者」には同じオーラを感じる。
　　　　　　

山下達郎・佐野元春・桑田佳祐・松山千春・松任谷由実・矢沢永吉・浜田省吾などを聴き込んできた私には、コロッケのようなパフォーマーのLiveは無縁でした。「自己キャンペーン？（興味のあったアーチスト・ジャンルライブに足を運ぶ）」により様々な「アーチスト」「芸」体験を通じて知らなかった世界や、それぞれの魅力を体験している。まだまだ自己キャンペーンは続く。皆さんも是非、まだ見ぬ興味・自己キャンペーン！お勧めです！

　　　　　　　　　　　　本日も訪問頂きありがとうございました！