Southern Blog

  ~永遠の熱い胸騒ぎ~

~サザン45周年の話題 ②~


こんにちわ!

日本中が注目する中で先日「サザンオールスターズ 茅ヶ崎LIVE」は幕を下ろしました。
サザンと共に時間を過ごしたご同輩は多くの勇気と感動をもらえたと思います。


さて、数週間前に「サザン45周年の話題」を書かさせて頂きました。今回は2回目。
今回も少々ファンの方々寄りの記事にはなりますが、サザンオールスターズ・桑田佳祐に
全く興味の無い方も興味本位的に読んで頂ければ幸いです。おそらくファンでない方も
「個人の45年」を振返るとサザンは必ず自分のどこか片隅にでも居たのではないか?と感じます。今回は例の如く個人的目線で「メンバー各人」の印象やポジション・感じ方?等を勝手に書いてみようと思います^^これは人其々でしょうね~。まぁ、ご意見様々ある中で、共感して頂ける部分と別意見などあれば、是非コメントなど頂けると嬉しいです^^


  例の如く「想い」も多分に入り長文になりますがお付き合い頂ければ幸いです^^


    

                                               写真:サザンオールスターズ Official Site より


【桑田佳祐】
以前の記事で「サザンの庶民派・大衆性」について書かさせて頂きました。そして桑田さんの「昭和の愛着」は有名です。もちろん職業柄、常に新鮮な空気感とティストが求められる中で「昭和と令和を飲み込みながら」活躍されている様が手に取る様に伝わります。昭和の頃の温かい庶民心が根強く胸の奥底に摺り込まれているのだと思います。また、紐付くか?否か?は別として、桑田さんは軽自動車で行動します。「大きい車は融通がきかないんだよ」と語る程に格好より実用が心に聳えるのでしょう^^自転車活動も少なくありません。それが全てではありませんが「自分の身近に必ず一人は居る様な方」の雰囲気を感じます。また少年心も良い意味でいつまでも残り女性にしてみれば「母性本能」をも擽る部分があるのではないだろうか?一般的な67歳が行動すれば「セクハラ」に当たる行為?も「またぁ~桑田さん~いい加減にしてくださいよぉ^^」と捉えるのも真っ直ぐな「少年心」と「実直心」「慕われる人間性」が伝わるが故の世間の受取り方なのだろう。一般の年配男性は要注意だ。桑田さんの「下ネタ・行動」を目にして「あ~、あんな下ネタ行動で女性へ接してもユーモアさえあれば違和感無いく受入れてくれるんだなぁ…」など勘違いしない方が良さそうだ(笑)それは桑田さんに限らず「人間性」が全てだからである。それに気づかず暴走すれば「迷惑」どころか「犯罪」になるでしょう(笑)また、以前にも記事に書きましたが音楽性に関しても桑田さんの活動をみると「作詞・作曲・メインボーカル」のイメージだが日本の中でも有数の上級ギタリストである事は有名だ。もっと言えばドラムス・ベース・ピアノ…など幅広く扱う。「音楽寅さん」のテーマソングを一人演奏・ミキシングで収録した事は有名だ。「ギターが上手い」の定義は「指滑り」「早い」等ばかりではない。「ヒット楽曲創りが出来るが故のセンスやコツ」なども加わる筈だ。スタジオミュージシャンギタリストは凄腕ばかりだが桑田さんのギタープレイは、そこには無い「一味」が加わっているのだろう。逆に日本の上級ギタリストが桑田さんに近づきたくなる事も頷ける訳だ。


【原 由子】
サザン女性ファンの皆さんは漏れなく原ボーを愛して止まない方ばかりだと思います^^
彼女はサザンのピアノ・エレクトーン担当だ。桑田さんの項でも書かさせて頂きましたが原ボーもまた「身近な人」に感じるからではないでしょうか?聞き上手で柔らかい人。いつも朗らかに笑っているが芯はシッカリしていて譲れない所は譲らない。そんな親友や同級生などと被る部分も多いのかもしれませんね。フェリス在学中にフォークデュオ「ジェロニモ」結成。「男らしくて力強い名前」として「ジェロニモ」を付けたそう。ご自分でも仰ってましたが「ジェロニモを結成以来、自分の高校生活は明るくなった」と言うほど少々暗い?高校生だったのかもしれません^^先日の「やさしい夜遊び」で桑田さんは「他(他バンド)で通用するのは原だけかもしれない」と言うほどの技術評価である。>ここからの文章は Southern Blog「~桑田佳祐(原由子)歌詞の世界 ⑧~」より抜粋 →「2010年に桑田さんが大病に襲われた際に落ち込む桑田さんから原bボーに診断結果を話した際にあの笑顔とあの口調で「そうなんだぁ。大丈夫だよ。治るよ。治そうよ。」と言った言葉に桑田さんは拍子抜けしたと同時に何やら底抜けな「安堵の気持」に成れたとの事です。(やさしい夜遊びより)後日談、原坊は「どうしていいか分からないほど不安で辛かった」と述べていて、あえて明るい雰囲気を醸し出す事に徹底した愛を感じる。そして手術中、原ボーは一人、個室で桑田さんの好きなビートルズのデビューアルバムからレット一トビーまでを無事を祈りながら聴き込んでいたそうだ。「ALL You Need Is Love」の時に無事手術がおわったという電話がかかってきとか。言わずとも桑田佳祐を引き立てエンジンを掛けているのは「原由子」であり、原由子を素敵な女性にしてくれているのは桑田佳祐そのモノだと感じ、今更ながら良いご夫婦だと感じました。原ボーと言えば私はこのエピソードが一番印象的です。


【松田 弘】
サザンオールスターズのドラムスである事は多くの方がご存じ。なかなか多くの方に知られる機会もありませんが桑田さんのギター同様にヒロシさんも業界的には「名ドラマー」である事は間違いない。以前の記事でもご紹介した「KUWATA BAND」。1986年に桑田さんがスタジオミュージシャンを集め結成したバンドだ。その際に「バンドの心臓部」と言われるドラムスにヒロシさんを指名したほど腕前の信頼は高い。また意外ですがヒロシさんはサザンオールスターズの前身である青山学院大学のサークル「BETTER DAYS」のメンバーではなく外からの参画であった。先日までYouTubeで公開されていた「松田弘のサザンビート」。1stシーズンを終えているが腕前は確認して頂ければ一目瞭然。そして奥様は都内で「BC EAST CAFE」というカフェを運営していて時折、ヒロシさんも立ち寄り一服されてる。ヒロシさんについてファンの中で有名なのは何と言っても、楽曲「そんなヒロシに騙されて」。当時、高田みずえさんやジューシー・フルーツもカバーしていました。ベンチャーズを訪仏させる「エレキポップス」と言えよう。その他には「松田の子守唄」がありご本人の歌唱力には驚かされたものです。「髪の毛に 潮風の夢  瞳で語りかける人  いつまでも そのままで  歩き続ければ いいから」歌詞も桑田さんが考案し「湘南」が何処となく入っている事としなやかな流れるメロディーラインと柔らかい歌声。ヒロシさんにピッタリの楽曲だ。また「チャコの海岸物語」カップリング曲「翔(SHO)~鼓動のプレゼント」は松田弘さんがボーカル。ご自分の息子さんが奥さんのお腹に居る時に贈られた楽曲で有名だ。


【関口和之】
「ムクちゃん」あだ名と本人がこんなにもマッチしていると感じる人もあまり見かけません^^関口さんはご存じサザンオールスターズのベーシスト。以前飼っていた犬の「ムク」に似ているとの事で「ムクちゃん」と呼ばれている事も有名。青山学院時代から現在まで桑田さんとはかなり古い間柄だ。派手なボーカル・リードギターなどに隠れ楽曲を引き立てるのがベースの役割だ。また当り前の話を振り返るが、サザンに限らずアーチストの産み出す楽曲は、その楽曲の参加ミュージシャンによって完成する。例えばサザンは桑田さんがガットギターでメロディーラインに歌詞を付けて「未完成な鼻歌楽曲」が朧気に出来る。その後それぞれの楽器パートが肉付けして完成する訳だ。私はこの作業の要は「ベース」にあると思っている。つまりベーシストのアレンジ・創作レベルで楽曲はリズムを含めた「楽曲の色」が明確になる訳だ。関口さんはサザンの「ツボ」を押さえた「肉付け」をしているが故に「サザンオールスターズの毛色」が仕上がっていると言っても過言ではないと考える次第です。桑田さんも関口さんに対してはかなりの信頼を寄せている。また、関口さんはベーシストでありながらお馴染みの「ウクレレ」でも有名だ。高木ブーさんなどウクレレの名手達との交流もありイベントなどを行い注目もされている。ウクレレは奥が深く弦が4本でボディーが小さい。ストロークだけで「あ~やんなっちゃった♪」などを歌う程度なら誰でも3日あれば弾けるだろう。しかし微妙な音の変化や音色を出すには本当に名人でなければ難しい。ウクレレの奥の深さは「ジェイク・シマブクロ」さんのウクレレなどを聞いて頂くと伝わると思う。話が少々逸れたが、関口さんには「接し易い優しい人間性」「身近な大衆性」を大いに感じる。サザンを分裂させずに陰ながら支えてくれている事は間違いない。^^


【野沢〝毛ガニ〟秀行】
桑田さんに「準メンバー」としてイジラレテいる毛ガニさん^^サザンオールスターズのパーカッショニストだ。愛称の「毛ガニ」は単純明快で「毛深いから」わかりやすい(笑)特に「勝手にシンドバット」などサンバ系の楽曲の際にはサンバホイッスルと共に大活躍する。元々、毛ガニさんは「南佳孝さん」のバックバンドでセミプロ活動をしていてサザン参入には難色を見せていた「俺はセミプロだからさぁ…アマチュアバンドとはなぁ…」的な(笑)しかし1977年にサザンは「EastWest ’77」でデビューが決まる訳ですが、以降に毛ガニさんは頻繁にスタジオなどに顔を見せるようになったとか(笑)サザンの中でも最年長と言う事や持ち前のいじられキャラ?は個人的には大好きでライブやTVなどでの桑田さんとの絡みは適当な漫才よりも大いに受けるものがありますね^^私が一押しなのは毛ガニさんの「都市伝説的ホラ話」幾つか挙げておくとしましょう^^個人的にも大好きです^^
                                  1)アマゾン川の巨大なセミの存在伝説
                                    ※ アマゾンには巨大な蝉がいて人の背中に掴まり空を舞う。
                                  2)琵琶湖に見た事のない巨大ななまず伝説

                                    ※ アルゼンチンには100mのナマズが居る説と被る。
                                  3)ディープパープルの武道館ライブの際音圧で蚊が潰される伝説
                                    ※ 日本公演の際、音圧で蚊が潰されてレリーフが日本武道館にある

一方で桑田さん曰く「居るだけで人間関係が保てる存在。毛ガニがいなかったらサザンはとっくに解散している」と言うほど信頼を寄せ「不動のポジション」と言っても過言ではない。ユーモラスでサザンのムードメーカー毛ガニさんは紛れもなく「正規メンバー」だ。



              いかがでしたでしょうか?


今回はサザンオールスターズの各メンバー印象を個人的目線・感覚で書かさせて頂きました。何しろ言える事は、企業内でも学校・個人商売、全てが万事、顧客や取引先など相手を尊敬しリスペクトし合った間柄でなければ「長期のお付き合い」など到底継続できない事は明確です。「いゃいゃサザン含め芸能界など真実は解らない」という声も聞こえてきます。様々な捉え方がある中で「良いモノは良い」の言葉を証明するのは「45年継続の力」なのかもしれません。最後になりますが、最近強く感じる事があります。個人的に、サザンオールスターズ(桑田佳祐)は「国民的バンド」など、どこにでもある様な呼び名だけの栄光ではなく事実・実際の「国民栄誉賞」に値するものだと確信している次第です^^


      本日も訪問、そして長文にお付き合い誠にありがとうございました!