Southern Blog

  ~永遠の熱い胸騒ぎ~

~頭の良い人?~

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本日は「頭の良い人」についての記事を書いてみようと思います^^以前、あるTV番組で「勉強ができる人は頭が良いのか?」というテーマで進行している番組を興味深く見ました。確かに素晴らしい学歴を持っている人は「勉強が出来る人」に間違いはない。「頭がいい人」という日本語は「勉強のできる人」でもあるが「賢くキレる人」とも括る場合がある。両方正解なのかもしれないが前者(勉強のできる人)は如何なものなのか?「どうでも良い」と言われればそれ迄だが何とも考え深いモノがあるのです^^

       


例えばクラスで常に成績優秀な子供は「あの子は頭がいい」と周囲から評価される。社会人にも成ればスムーズに手際良く人を采配し仕事を熟す人が「あの人は頭が良い」と太鼓判が押される。つまりこの言葉には「大きく二通りの答えがある」のだろう。いや厳密に言えば更に様々なパターンも考えられ「頭が良い」と言うワードは複数に当て嵌まる事なのでしょうね^^しかしながら「二刀流」ならぬ「三刀流」の侍も確かにいる。つまり「勉強が出来て周囲とのやり取り、人使いなどにも長けているキレる」人だ。株式会社ファーストリーディング、株式会社ユニクロ代表取締役兼会長:柳井 正氏 などは最たる人だろう。早稲田大学 政治経済学部を卒業し1984年に広島にユニクロ1号店を出店しバブル経済下落後1998年には例の「フリース」を大ヒットさせユニクロの名を世に轟かせ現在に至っている。もちろん欠点も有るだろうが一般的にはスーパーマンだ。まぁ、世の中にそのような人は掃いて捨てる程いるのだろう。一方で「掃いて捨てる人」は別のジャンルにもいる。


        それは「勉強が出来るのみの、頭の良いだけの人」だ。


常識的な事で恐縮ですが端的に言えば「勉強が出来る」=「キレる人・賢い」ではない。「勉強ができる」=「記憶力が良い」と言う事なのでしょうね。裏を返せば「記憶力が良い」=「多様な事を記憶出来る」でもある。しかし記憶を有効かつ器用に応用し、人々に背中を追いかけられる存在、円滑展開できるかは別問題であるとも考えます。つまり社会人で重要視される「発想力・指示力・人格」などが合わさっているか?は別問題。独断だが「記憶力」と言うのは「歌唱力」にも通ずるものがある様に感じる。つまり「生まれつきの体質」みたいなもので要は人其々の「個性」にも匹敵するのではないかと言う事だ。歌唱力がある人は、そもそも声帯や肺活量が根本的に違う造りな訳で、そこに近づこうと一般体質で、歌の不得意な人・音程が残念な方が賢明に歌唱学校等で学んでも成長は常識的に知れている事と同様に一般的な「記憶力」の人が様々な手法で学んでも限界があると言う事なのでしょう。冷めた感覚で言えば「努力」を否定はしませんが、これは「頑張る」「サボる」の時限を超えた「然るべき世界」なのかもしれません。冷ややか序に言えば「記憶力の優れた人」は「生まれながらのラッキーカードを引き当てた」と言う事だとも捉えます。「切れる人・賢い人」とは必ずしも同じ質とは言えず別問題になる事を書き記しておきましょう。

        

最後になりますが前段に書きました「TV番組」は「勉強が出来るだけの脳は体質でもありマラソンの強い人(肺活量の働きが異常に活発)などにも匹敵する部分は少なからずある」的な内容で括っていた。何となく興味深く見てました。確かに頭のキレる人、リーダーシップがとれ、人がついてくる人物は東大医学部とは限らない。なんなら元暴走族のリーダーであったりもする。付け足すなら科学研究所?やら学芸員の世界ならばわからない訳でもないが一般的に考えれば、社会に出て仕事を行う中で、まず「微分積分」や「そういえば応仁の乱なんだけどさぁ」など学生時代に学んだ事など話題にすら出ない。語学で言えば英語のペラペラのバイリンガル学生に日本の英語授業のペーパーテストを行うと満点が取れる訳でもない。つまり学生時代の学業とは「一過性の記憶力テスト」に過ぎないのでしょうね。今に始まった事では無いが企業が早期に行う「青田買い」の見極めは永遠のテーマかも知れませんが「学力」ではなく「人間力」なのかもしれない。「永遠のテーマ」と言えばそれまでだが見知らぬ学生を採用の為に短期で読み取るには「学力・学歴」が天秤に掛けやすいまでの話だからなのでしょうね。考えてみれば非常に危険な世界だなぁ~とも感じた次第です^^


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