Southern Blog

  ~永遠の熱い胸騒ぎ~

〜エリック・クラプトンと共に〜

訪問ありがとうございます

先日 洋楽の大御所「エリック・クラプトン 日本武道館」に参戦して来ました。個人的には初めての参戦で胸躍る気持ちで武道館の門を叩きました。「海外アーチストとして初の日本武道館での100回公演・デビュー60周年」と言う事もあり記念すべきツアーでした。チケット代はお世辞にも「安い」とは言えませんでした。S席・A席いずれも「桑田さん・永ちゃん・浜省」などの約「倍」。それでも6日に渡る「日本武道館」は満席。大したものです。御年78歳!これまた驚きです。ギターを弾く指の動きや唸る様に歌う「ブルース」はとても78歳とは思えない程の技でした。私自身、クラプトンに関しては「嗜む程度」でして、つまりマニアでもなければ大ファンと言う訳でもありませんが、若い時分からメジャー楽曲やベストアルバムなどには耳を傾けていました。そんな事もあり、「いつか生でクラプトンのギターを聴いてみたいなぁ」と思っていた次第です^^

      写真:うどーERIC CLAPTON〈エリック・クラプトン〉 LIVE AT BUDOKAN2023 特設サイトより


クラプトンの歴史を語ればファンの方は尽きる事ない話題がある筈ですが、ここでは簡単にご紹介。クラプトンで有名なのは1966年結成の「クリーム」というバンドで活躍していた事。楽曲「White Room」「Crossroads」「Sunshine Of Your Love」などがあり「昭和の中高生」は軽音楽部に所属し、文化祭などで演奏するビートルズ「ヘルプ」・ディープパープル「スモークオンザウォーター」と共に鉄板の演奏楽曲でしたね^^また、ご存じの方も多いかと思いますがクラプトンはビートルズの「ジョージハリスン」と音楽仲間であった。(ジョージの有名曲:ホワイル・マイ・ギター・ジェントリー・ウィープスのリードギターはクラプトンが奏でている)そんな流れもありクラプトンがジョージの奥様を横恋慕する事もあった事は有名な話。これがクラプトンの代表的楽曲「いとしのレイラ」である。彼は様々な「紆余曲折」様々なグループを経てソロ活動へと繋がっていく訳だが彼の「紆余曲折」の中には「酒・ドラック」なども生々しく刻まれている。当時の病状や環境などを考えると、現在78歳にしてステージに立てている事も不思議なくらいの状態だったと推測する。健康面においては現在も当時のダメージは少なからず残っているのではないだろうか?


さて、今回足を運ばせて頂いた「日本武道館ライブ」を振り返りたいと思います。
日本武道館は言うまでもなく昭和の香りがたまらない「広くもなく、狭くもなく」ライブを行うには程良い空間だと毎回思う次第です。クラプトンのステージは、舞台装飾や演出など、非常にシンプルで演奏者のみが、楽器を持ちステージに立っているといったイメージだった。世界の3大ギタリストとして挙げられるのが「エリック・クラプトン、ジェフ・ベック、ジミー・ペイジ」の三者である。クラプトンは、それだけギタープレイヤーとしての素晴らしさを誇りファンを酔わせる技を持っている。開演の放送が流れ照明が落ちる。ステージに演奏者と共にクラプトンが入場する。残念ながら一見すると78歳の老化しているであろう体系・大きめのシャツにジーンズ・スニーカー、アメリカの大型ホームセンターにでも居そうな感じの普通の老人にすら見える。しかし彼のトレードマークである「フェンダー社 ストラトキャスター」を肩から下げ演奏を始めるとその容姿・見栄えは一般する。まるで青年の様な雰囲気と他者を寄せ付けないギターテクニックがオーラとして後光を放つ。会場で彼が奏でるギター音は、まるでジャングルの中の生き物たちの様に聞こえる。時に朝の「爽やかな鳥の囀り」時に「猛獣同士の争う叫び」そして時には「夕暮れの狼の遠吠え」そんな様相がライブの中で常に武道館を駆け巡っている様であった。この表現、文字ですが上手く伝わるでしょうか?(笑) そして次に歌声だ。一言で言うならば「渋い!・染みる」と言う表現でしょう。ご同輩 男女問わず脳裏に焼き付いている方が数多くいらっしゃると思われます。楽曲的には「Change the World」「Tears in Heaven」「いとしのレイラ」などが有名。やはり、この辺りの楽曲が始まれば武道館は大揺れに揺れる。時間が経過しようが歴史が変わろうが「良いモノは良い」のだろう。また「ギターの神」「伝説のクラプトン」な訳で日本の大御所・著名アーチストも見ないわけありません。今回の公演6日間で桑田佳祐さんをはじめとした、多くのアーチストが訪れた事でしょう。御年78歳、今後、日本に来れるかどうかは不明ですが、まだ生クラプトン未経験であれば是非、体験お勧めいたします^^


     
      ビートルズコピーでご紹介させて頂いた 「古澤 剛さん」の声と「Tears in Heaven」は
                とても馴染んで心地良く聞こえます


         

      本日も訪問、そして最後まで読んで頂きありがとうございました!