Southern Blog

  ~永遠の熱い胸騒ぎ~

~あの事・この事(老人暴走事故)~

こんにちは^^

日常の中で勃発している「事件・事故・喜び・悲しみ・酒場の話題?」に的を当て極々一般的な感覚で語らさせて頂いてます。世の中に出回っている「情報のみ」なのであくまでも「表面上を拾った記事」にはなりますが大衆の一意見として捉えて頂ければ幸いです^^
書いたからと言って何がどうなる訳ではありませんが共感して頂ける方、違った考えの方、様々と思われます。特に様々な「理不尽性」については共有できればと幸いです^^


    本日触れたいのは日本中が震撼し、記憶にも新しい…例の「老人暴走事故」


今一度、思い返しても遺族の無念や行き所の無い気持ちは言うまでもありません。もしも自分の周囲に同じ事象が起きたならば…到底耐えきれるものではありませんよね。特に子供・孫などの身近な命が理不尽なままに世を去ってしまった事など考えると「行き所の無い気持ち」などでは語り尽くせないモノがあり自分だったら自己の残された人生時間をどの様に解釈し消化し、生きて行くのだろう?…と想像がつきません。皆さんはいかがでしょうか?


さて、被害者遺族の方(夫)は行き場のない折れた気持ちの中で如何なる時も毅然とし裁判を含め事後の処理対応に正面から向き合ってらしたように映ります。そして昨今、刑務所の職員を通じて「加害者に直接心情を伝え会話する事が出来る制度」を活用し加害者の老人とも面会を考えている様だ。この遺族の方(夫)はこの様な行動・取り組み を引き金として世間に対しての「再発防止」に役立てて頂きたいと語る。これにはとても深い部分があると感じた。妻・子を理不尽にも「老人暴走」により無くしてしまった遺族(夫)は言うまでもなく悔やむ思いと共に行き場のない怒りを抱えて人生を送らなければならない。一方で、加害者側の家族も「犯罪家族」として行き場のない生活を送る事に成る。「当然と言えば当然」なのだが加害者本人は未だしも、その周囲の人間も奈落の底に落ちる事に成るのだ。これは本件に限った事だけではない。遺族(夫)は語る。今回の様な理不尽性の事故は「次は 当り前にあなた(民衆全て)の周囲に降りかかるかも知れない、今回たまたま自分に降り注いだだけです。その為にも被害者(本人・家族)・加害者(本人・家族)双方が目線を合わせ再発防止に向けた行動を起こさなければならない」と語り、既に加害者の長男との面会を行ったそうだ。更に言うなれば「憎んでばかりいても悔やんでばかりいてもあのような事故は減らない」という気持ちの切り替えなのかもしれない。正直、私にはまねできない。世の中で一番大切なモノを理不尽に奪われ、加害者と冷静に前向きな話など出来るはずもないと自問自答してしまう。

                                


そして加害者家族(長男)との面会を果たした遺族(夫)は冷静沈着に目線を合わせた様々な思いを語る。加害者家族(長男)も約5年前後に渡る世間によるSNS、誹謗中傷といった行き所の無い辛さを語る。ある意味では仕方ない一面、見方を変えれば彼も被害者の一人なのかもしれない。遺族(夫)は、そういった「理不尽」も含め「再発防止」に繋げたかったのだろう。そして私個人が勝手に感じた事は、その様な中でも遺族(夫)にも不幸中の幸い」であった事が微々たるながらある様に思えた。それは加害者家族が「常識的思想」の持ち主であろう事。故に目線を合わせて「再発防止」を硬く誓えたのだろう。「自転車の後ろに子供を乗せ交通違反をした挙句、罵声を浴びせる主婦」「頂き女子などとフザケタ感覚で被害者から数億の詐欺を行った人物」など、昨今世の中には様々な人間たちが通常人の仮面をかぶり街を闊歩している。その人々には少なからず親を含めた家族・周囲の大人の中で育てられているのも事実な訳だ。因みに私はいついかなる時も「子の不始末は親の責任」と考えている。実態は分からないが話を聞く限りでは、まともに遺族に向き合い反省と再発防止を強く共に志したいという姿勢を出している加害者家族(長男)「そんな事は当たり前」と言えば当り前だが、この「常識」こそが今の「事を犯す人々」の周辺には欠けているものなのかもしれないと今更ながらに実感した。是非とも被害者家族・加害者家族の視点で共有し「再発防止」に向けた取り組みを国も巻き込みながら良き方向へ導けることに期待したい。


                          


             本日も訪問ありがとうございました!