~桑田佳祐 歌詞の世界 27~
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毎度、自己目線で恐縮ですが性懲りもなく「桑田佳祐 歌詞の世界 27」を書いてみようと思います。サザンオールスターズの桑田佳祐さんが創る楽曲の歌詞に的を当て、少ない情報による背景や事実とと共に「個人的見解」重視で (笑) 歌詞の一説に触れてみたいと思いまして始めたシリーズになります。ファンの方は「あらためて」初見のかたや桑田さんに興味の無い方も斜め読み程度にお付き合い頂ければ幸いです。私が「昭和戦士?」なので今回も「比較的 初期作品」に触れてみたいと思います。紹介させて頂いています各楽曲をご存じの方・ご存じない方も、対象の楽曲を聴きながら読んで頂けると幸いです!
(ジャケ写真は全てサザンオールスターズ Official Siteより)

【祭はラッパッパ】(アルバム:人気者で行こう)1984/07
「べらんめェ調なこのリズム Hoo, Hoo Harmony, nice nice nice nice」
言うまでもなく桑田佳祐は「お祭り男」日本の伝統「祭」をロックポップスで表現すると、この様なティストになるのかもしれない。そして日本全国で繰り広げられる「祭」だが関東の人間は「江戸の祭」をイメージするのではないだろうか?これは関東に限らず全国津々浦々で行われる定番の「祭」に置き換えるのも良いだろう。関東・東京で言えば浅草の「三社祭」などだ。これを曲調に入れ込み雰囲気を醸し出すならば喧嘩っぱやい下町の気質溢れる言語「べらんめぇ!」ではないだろうか?つまり「こんちくしょう!」などの意味が伝わってくる。そして「Harmony」つまり皆さん、バランスよく楽しく上手くやろうよ!みたいな事にも触れている様に感じる。例の如く桑田さん独特の和洋折衷を前提とした「日本の祭」と、どことなく「政治の世界感」にも触れ、最終的には「男女の濡れ場」を解け合わせた隠れた名曲ではないだろうか^^

【真昼の情景(このせまい野原いっぱい)】(アルバム:kamakura)1985/09
「夢を見せて飼い馴らす 不思議な国に住み金払い 何ゆえ互いに肌すりあわす」
1985年、アルバム「kamakura」を中心にセネガルから「トゥレクンダ」と言うグループを招き開催されたスタジアムツアーを思い出す。「サザンオールスターズLIVE IN 西武球場」である。そぼ降る雨の中でのスタジアムLIVEが印象的だった。この楽曲はアフリカをイメージしたティストの曲調が印象的。個人的には桑田さん独特な政治風刺が盛込まれた表現であるようにも受け取ります。提示させて頂いた一説もそうだが「憎い論理で押し倒す 新手の夢などにゃ頼らない縦型 貧しく」この辺など、そのまま国会議事堂にて大音量で流してみたい次第ですね^^何にしても桑田さんの書き記すワードには庶民的な素直な感情を中心に、真芯を突いた「あるべき論」「理不尽性」などがふんだんに使われ心から頷ける内容が多くある。この楽曲こそ、そのモヤモヤした国民感情をリズミカルな「アフリカンティスト」で仕上げている辺りも耳に入り易く流石、桑田佳祐だと感じる。

【ナチカサヌ恋歌】(アルバム:SOUTHERN ALL STARS)1990/01
「遠い彼(か)の地で私は泣いた ねんこおろりねんこおろり 友よここへいらっしゃい」
おそらくサザンオールスターズが初めて挑戦した「沖縄民謡ティスト」の楽曲ではないでしょうか?三線が沖縄らしさを醸し出し方言も多く使われています。「ナチカサヌ」は沖縄の方言で“悲しい”という意味。言うまでもなく「戦争」の記憶や虚しさが詰め込まれている。
痛ましい戦による無念な感情が沸々と伝わる楽曲だ。楽曲を聴くと印象的なのが「猫踊り・猫踊り♬」に聞こえる「ねんこおろり ねんこおろり♬」が楽曲では有名。この「ねんこおろり」の意味は私は解明できませんが「猫踊り」では無い事は事実な訳だ(笑)原坊の唄声が何とも言えず沖縄民謡風の楽曲に馴染み戦争当時の悲惨さなども心に摺り込まれる。NHKのスペシャル番組で戦争など多くを取り上げる事も多くあるが、硬いイメージのMCだの悲惨な映像を観るより、この一曲だけで当時の若者の悲惨・無念が伝わる様にも思う。

【GUITAR MAN'S RAG(君に奏でるギター)】(アルバム:世に万葉の花が咲くなり)1992/09
「Oh, A・セクション それは優雅なプレイ Oh, B・セクション それも愛撫のプレイ
Oh, C・セクション それは情事のプレイ」
何となくジャズティストを思わせる楽曲。guitarmanを前面に出し演奏と男女の情事を絡ませ桑田さんならではの濡れ場をジャズテイストの「大人のムード」で表現している様に感じる。提示させて頂いた一説も言うまでもない男女関係のステップ「A・B・C」だ。優雅・愛撫・情事で段階ごとの感覚や状況が頭に浮かぶ。そして繰返しの英語歌詞で「Everyone wants to play Strummin' the night away」とも触れる。これはギターを女性にイメージしたセリフなのだろうか?「ギターを片手に 誰もが味わいたい 」的なイメージなのだろうか?(笑) これも桑田さんの初期作品の特徴でもある「想いのままの男女の艶表現」ではないだろうか?個人的にはこの手の楽曲発想やある意味「直線的」的な「若き桑田節」が大好きだ。
しかしながら男女関係の進行を「A/B/C」で表現する事など昨今はサッパリ亡くなったようにも思われる。昭和の頃「どこ前言った?A?B?C?」などのワードが懐かしい(笑)

【マリワナ伯爵】(アルバム:Young Love)1996/07
「マリワナ伯爵(はくしゃく)出直しのチャンス 生きがいはリズム&ブルース
この海を越えて履歴書を添えて 行き先はローリング ストーンズ」
「マリワナ」何を指すのだろうか?ドラック(マリファナ?)を「マリワナ」に置き換えているのだろうか?それは提示の歌詞に「ローリングストーンズ」が登場する。とあればギタリストの「キースリチャーズ」が浮かぶ。確かにキースはステージ衣装で襟を立てたマントの様な衣装、つまりドラキュラ・伯爵のような出立が記憶にある。彼は様々な人生路を渡るが最終的に行きつくのは我が家(ローリングストーンズ)なのではないか?との解釈にも受け取れる。そして、途中で出て来る英語の歌詞「Keep on lovin',Baby please,yeah With your lovin', Make me free」ザックリ・簡単に言えば「あなたの愛情で私を自由にして下さい」的な内容はキースリチャーズがファンやメンバーに投げかけている様も窺われた。桑田さんの楽曲には様々なビックスターが登場する。総じて私の大好きな楽曲でエリッククラプトンやオノヨーコ、ジョンレノンを射殺したマークチャップマンなどが登場する「ビックスターの悲劇」にも繋がる様に感じている。
如何でしたでしょうか?
「~桑田佳祐 歌詞の世界 27~」書かせて頂きました。今回は比較的、いや、かなり?マイナーな感じの楽曲を抽出させて頂きました。桑田さんの楽曲は一見ハチャメチャに想える日本人の誰もが知る「勝手にシンドバット」なども桑田さんの「想う心」が詰まるなど、一つ一つに意味があり心の奥底を探るものが詰まっていると捉えています。「何を言ってるか分からない」歌詞の裏には桑田さんの「青春」「蒼き心」「良き時代」など、様々な「意味」が込められているのだと改めて感じる今日この頃です。また機会があれば「~桑田佳祐 歌詞の世界 ~」書かせて頂ければと思います^^飽きず懲りずに読んでくださいね^^
本日も訪問ありがとうございました^^

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