Southern Blog

  ~永遠の熱い胸騒ぎ~

~ちょっといい話 ⑧~

Southern

こんにちわ!

読んだ本や見た映画、聞いた話や体験した事などを中心に「ちょっといい話」を紹介させて頂いています。お耳にした事のある内容も有ろうかと思いますが、最後までお付き合い頂ければ幸いです。今回は公共交通機関(バス)での話になります。通勤通学での朝晩混み合うバス・電車の車内では皆どことなく人の事など気にする余裕もなく、車内の混み合う状況に苛立ちを隠せず、残念ながら人の気持や常識などは除外されているように映ります。


        寒さの厳しい天候の良くない日のバス車内の出来事です。


通勤時間帯も合わさってかバスの車内はサラリーマン・学生を中心にかなりの混雑。バスへの乗り降りも困難で皆がイライラしている様子が伺われる状態である。そんな時に後方から赤ちゃんの火がついた様な泣き声。満員の車内、バスの振動、異様な状況に恐怖などを感じたのでしょう。バスが停留所に着くと数人が降り始め最後の人が降りた際に後方から「降ります」と女性の声。泣き止まぬ赤ちゃんを抱っこした女性が人をかき分けて前方に移動してきました。運転手さんの横まで辿り着きお金を払おうとした時の出来事です。


運転手】あ、ちょっと待て下さい。目的地は何処までですか?


女 性】〇〇駅(主要終点駅)ですが子供が泣き止まないのでここでおります。


運転手】ここからでは〇〇駅(主要終点駅)まではかなりあります。目的地まで乗車して
    いて下さい。天候も心配です。


     ここで運転手さんはマイクを入れて社内アナウンスをしたそうです


運転手】ご乗車の皆さま、今 降りようとしている女性が、目的地は〇〇駅(主要終点駅)
              なのですが,あかちゃんが泣き皆様に迷惑が掛かるのでこのバス停で降りると仰って
    おります。子供は泣くのが仕事です。皆さま少しの間、赤ちゃんとお母さんを一緒
    に乗せて行ってあげて下さい。

         

車内には何となく気まずい空気が流れました。それは自分が言えない事を運転手さんが明確に言ってくれた事の安堵な気持と共に行動できなかった後悔だったのかもしれません。
1人が拍手で答えると2人・3人と車内全員が拍手で運転手のアナウンスに返事をしたそうです。若いお母さんは何度もおじぎをしてお礼をしていたそうです。


昨今は、百貨店で泣いている子供を放置したかと思えば「うるさい!静かにして!」と周囲を気にせず子供の泣き声より迷惑で大きな声で叱る親や、飛行機で泣き叫ぶ赤ちゃんを若い両親がCAさんと右往左往している横で迷惑そうに眉間にシワを寄せ新聞を読み入る方などを時折、見かけます。其々の感覚や受け取り方はあるのでしょうが自分も大昔に泣き叫ぶしか能のない時期も有った事を心にとめておきたいものです。昭和の頃の「隣三軒両隣」の感覚が何より今の日本には必要なのかもしれませんね^^


           本日も訪問頂きありがとうございました!