Southern Blog

  ~永遠の熱い胸騒ぎ~

~ちょっとイイ話 ③~

こんにちわ!


私が 今までに読んだ本や人から聞いた話の中で「いい話だなぁ」と感じたものをかいつまみ紹介させて頂ければと思います。まぁ、個人的に感じた事なので受け取り方は様々だと
思いますが、ご紹介させて下さい。



③【高校球児と監督 2】
高校野球の名門校 の監督の話です。
3年間 補欠だが毎日懸命に下仕事の補欠 A選手が居たそうです。
甲子園出場を決める大切な試合前の練習日に・・


監督 : あれ 補欠のAは どした?   


部員 : 今日は学年委員会があり部活には出れないそうです・・


監督 : Aが休みならバッティング練習は後に回す。 
      Aが「玉拾い」をやらないなら練習の意味が無い・


部員 : しかし、監督 甲子園を決める大切な時ですよ・・ 
     球拾い位なら下級生が居ますし…


監督 : だからこそ、意味のある練習をする為に 「あの玉拾い」が出来る 
                  Aが必要なんだよ。練習メニューを変更してくれ。
 


おそらく「あの球拾い」とは単なる「球拾い」ではなく、その選手が自信をもって行う独特で効果があると判断した内容なのかもしれませんね。しかし「球拾い」とはいえ評価して貰った事は非常に嬉しく、自信にも繋がったと思いますね^^


強豪校ともなれば大勢の野球部員が犇めき、当然レギュラー以外は光が当たらぬまま引退することになります。最近は強豪校同士3年生最後の年に補欠3年生を主体に「練習試合」を行い「対象者全員が出場できる練習試合」を行っているそうです。その際に「レギュラー」は試合の為のグランド整備・ベンチ用意・スコアラーなど公式戦とは真逆になるそうです。とても良い試みですね。もちろん対戦する学校も「強豪校の3年生補欠」です。


指導者・リーダーとは、強者・弱者の立場を汲み取り「役割」を判断し、尊重する事が出来る「指導者であってほしいですね。スポーツも企業も「勝つことが目的」「実績つくり」ではあるものの「納得した練習」「意味のあるシフト」に結び付けて頂けると最高ですね。


本日も読んで頂きありがとうございました。