Southern Blog

  ~永遠の熱い胸騒ぎ~

~昭和の師走・お正月~

訪問ありがとうございます!

2022年も「あ!」っという間にあと数日となりました。
この時期になるとXmas気分も終わり赤と緑色の雰囲気も一段落します。むしろ「仕事納め」「休暇予定」などの話題が本格的に出回り勤め人は年間で「一番気持ちが緩やかになる時期」だと思います。フロアでの「納会」が終わったら捕まらない様に即帰ろう」など意識する時期でもありますね(笑)。そんな訳で本日は昔懐かしい「昭和の師走・お正月」を想い出し幼い頃の思い出に浸ろうと思います。まぁ、所謂「あるある」的な感じの記事です。ご同輩の皆様も一時、幼い頃の年末年始に時計を戻し浸って頂ければと思います。


「師走・正月に昭和も怜和もない!」と言う声も聞こえてきますが個人的には現代の「師走・正月」よりも総じて昭和の頃は何処かほんのり温かく人間味があり、わくわく感があらゆる所にあったように感じます。他人同士も「向こう三軒両隣」でした。今では集合住宅は勿論、隣にどんな人が居住してるのか分からない様な時代になり「日本の年末年始」の顔色も変化したともいます。自分が幼かった為、全てが楽しかったのかもしれませんが…^^

         


① 大晦日のTV番組
昨今、大晦日の夜 TV番組と言うと「格闘技」が目立ちました。数年前までは「笑ってはいけない」などのバラエティも腰を据えていました。余談ですが今年の大晦日TV番組は「格闘技」からも見放された、何とも下がり切ったTV業界を示すべく「B級の番組」のオンパレードに成ると思います。何なら紅白人気を取り戻す為のNHKの圧力か?とも想像してしまう程の番組ラインナップを予測します。(笑) もちろん「レコード大賞」「紅白歌合戦」もありますが、ご同輩の皆さんも感じていると思われますが「誰コレ?」「何コレ?」と言う感覚が多く首をかしげるばかりです。昭和の頃は違いました。大人も子供も夢中で「レコード大賞」「紅白歌合戦」を食い入る様に見ていたわけです。「ちあきなおみ が取るよ」「いゃいゃ、沢田研二でしょう」などがお茶の間を盛り上げました。おそらく話題が老若男女で共通していたのでしょう。「日本レコード大賞」が決まると、受賞者はその足でNHKホール・紅白歌合戦へと駆け込んで来る「ライブ感覚」がたまりませんでした。この話題は先日、桑田さんのレギュラー番組「やさしい夜遊び」でも取り上げて頂き「ライブ感、大事なんだよねぇ」と昭和話題好きの桑田さん?(笑) にも共感頂きましたが、あのライブ感こそがお茶の間を興奮させ画面に釘付けにさせたのでしょう。また紅白後の「ゆく年くる年」では、23時45分から全ての局が統一され全国各地、雪のそぼ降る寺院やら初詣の様子が映し出され全局で同じ画面に成りました。選ぶ余地なしです。(笑) あの統一感も「師走・大晦日」らしさだった様に思います。しかし現在では「師走・大晦日らしさ」が今一つ無いのかもしれませんね。心の麗しさが消えつつある様で何とも淋しい限りです。
     
     


② お正月 三が日
現在は年末年始だろうが昼夜関係なく「コンビニ」が営業しており、凡その買い物は解決します。飲食店やスーパーですら2日から営業するなど不自由はありません。昭和の頃はそんなことはありませんでした。年が明けると三が日の街店舗は殆ど休業に成ります。極端に言えば「廃墟の街」が3日続くわけです。(笑) となると親戚廻りにしても知人宅へ行っても、食べるものは「おせち」「お餅」「雑煮」「おしるこ」などが主になり聊か3日目などは嫌気がさします。そんな時に「トースト」などが食べられる機会があるとご馳走にも感じました。また当時出始めたレトルトの神!?「ボンカレー」「ククレカレー」などが食べられる機会があると「なんて美味しいんだろう」と舌鼓したものです。おそらく「レトルト」と言う珍しさと「おせち」に飽きた味覚に「ボンカレー」はストレートに入ってきたのでしょうね (笑) そこで出た名言「おせちも良いけどカレーもね」です。しかしながら、子供は「お正月は特別」的な民間の感覚もあり普段食べられない様な「お菓子・ケーキ」なども食べる事が出来たのでウキウキはしていた様にも記憶します。また、子供にとっては大事な目的目標設定があります。「お年玉」です。子供ながらに親戚の集まりなどに行くと「物欲しげな顔と愛想」を振りまき大人たちにすり寄っていったものです。ある意味「チャイルドビジネス」として成り立っている感もありましたね。しかしながら相場と違った低い金額もあり「小さく舌打ち」した思い出もあります。「チャイルドビジネス」ですから (笑) 

       


③ 年賀状
日本の伝統ともいえる「お付き合い作法」の代表的な「年賀状」。残念ながら昨今は「SNS」「LINE」などで事が足りてしまい「年賀状」は減りつつあるそうです。私は「年賀状」には意味があると思う派です。「あけましておめでとうございます」という年初における日本人同士の決まり挨拶を自分なりに選んだ(作成した)デザインと直筆によるコメントと共に相手に伝える事などが年に1度位はあっても良いのではないかと思います。しかし最近の年賀状を見ると「今年で年賀状は辞めます」的な内容も補足しだしている方も多いようですね。確かに年末の忙しい中に大量の枚数を「この人、去年は来た来ない」「喪中確認」「彼はもう出さなくていいだろう」などの作業は非常に手間ですよね^^それでも私、昭和の戦士としては日本のお正月には欠かせないと感じています。手書きなどが入る人間らしいとされる「年賀状」は出来るだけ続けていきたいと感じる次第です。また私自身は、その「面倒臭さ」も年末年始の自己行事の一つとして捉えているため言い方を変えれば「大切なモノ」として「年賀状」を捉えている次第です。^^少年期に元旦の朝、郵便配達が来るのを首を長くして待ち何度もポストを確認しに行き、大量の年賀状の束がゴム止めされポストに投函されてる訳です。殆どは父親の年賀状ですが、その中の数枚、友人から来ている年賀状を見てニヤニヤしていた事を記憶します。中には芋版などを丁寧に作り送ってくれた友人もいますが絵具が乾きハガキが変形してしまって収納に苦労した思い出もあります。(笑) 

       


最後に成りますが、年の最後に取りとめもなく「昭和の師走・お正月」毎度ながら自分中心の内容で恐縮ですが書かせて頂きました。読んで頂いた昭和のご同輩の皆さまであれば頷いて頂けると感じております^^時代の変化と共に生活スタイルが色変わり、暫くすると良くも悪くも昭和のアイテムや風情は消えて行くのでしょう。しかし世間から薄れ、消えたとしても面倒な処に「幸せや楽しみ」もあると考え「良いとされるモノ」「無くしたくないモノ」「大切にしたいモノ」は、少なくとも自己の中ではしっかりと継続し「時代遅れ」と言われても大切に思い続けて行きたいと感じる今日この頃でした^^ 
     
       今年、当ブログ記事を読んで頂き誠にありがとうございました。
       皆さまにとって来年が素晴しい年に成ります様に心からお祈り致します。
              よいお年をお迎えください。




  ※年明け早々はSouthern blogの初心に帰り自己満足記事として「サザンオールスターズのすゝめ」と題し  
「前期・中期・後期」と3回に分けて 思い出のサザン的な記事を UPさ せて頂こうと思います。サザンファンの方々は「あ~あるある」的に一緒に盛上り、興味の無い方は「斜読み」程度にお付き合い頂ければ幸いです^^。