Southern Blog

  ~永遠の熱い胸騒ぎ~

~桑田佳祐 歌詞の世界 ②~

訪問ありがとうございます!

当ブログの第二回記事に書かせていた頂きましたがサザンオールスターズ、桑田佳祐さんの作品の中から「心に響き刺さる歌詞」を独断と偏見・個人的見解で挙げさせて頂きました。
お付き合い頂ければ幸いです。今回は「桑田佳祐 ソロ楽曲」に触れてみました。


昨今、「ユニクロCM」にて 桑田佳祐さんソロの一昔前の楽曲とコラボし、非常に懐かしい感情と共に心地よいCMを楽しませて頂いてます。以前にも記事で書かせて頂きましたが「選曲」されてるユニクロ責任者の方は本当にナイス・チョイスだと思うと共に、真の
桑田ファンだと思います。そこで、桑田さんソロの楽曲の中で 私なりの視点で「心に刺さる歌詞」を抜粋させて頂き感じた事を書かさせて頂こうと思います。ファンの方々は当然・全て ご存じですが、初めての方もアルバム内のマイナー楽曲もありますので、まぁ、よく在りがちな記事ですがお付き合い頂ければ幸いです。
(ジャケ写真:全てサザンオールスターズ Official Site より)


 

【真夜中のダンディー】1993/10
「中途半端な義理で親父の為に学び。人の顔色だけを窺がい拍手を浴びて…」


桑田さんの作品に登場する「表現」はホボ創作と言われています。故に、このフレーズも全てが ご自身の体験表現ではないと察しますが凡そ人は皆、身近で言えば「親」「友人」「仕事仲間」の顔色を気にしながら育っているのも事実ですね。それにより「性格」「人柄」なども決められて行く様にも感じます。出来れば 常に「自分らしく」成長を遂げる事が理想ですね。しかし裏返すとその様な人間関係があるが故「常識や秩序」が身につくのかもしれませんね。


       

【鏡】(アルバム:孤独の太陽)1994/09
「♬ 俺が死んだら闇の銀河に誰を招待する?光の中じゃ永遠に嘘はつけない…」


この曲は「鏡」に映る自分自身に問い掛けている曲と捉えます。死の世界は未だ誰も生きている者達には未経験で天国も地獄も表現できないのが現実。死後、未知の世界へ誰を呼びたいか?悩みますね(笑) また日常の中で人は多かれ少なかれ「嘘」をついて生きている訳で「光の中」つまり死んでしまったら真実も嘘もないのだ…と私は受け取りました。
「良くない嘘をついてしまう罪」と「嘘で救われる事」つまりは「嘘もほうべん」は、背中合わせで判断し難い微妙な部分もありますよね。まぁ、嘘は良くないと言う事でしょう。
深い歌詞だと感じます。


              

【DEAR  MY  FRIEND】(アルバム:桑田さんのお仕事…)2008/03
「♬ たった一度の人生だもの 悩み事さえも神様の贈り物」


まさにユニクロCMでも使用されている名曲ですね。言うまでもなく、泣いても笑っても
人生は一度きりで、生きていれば生き詰まる事も当然ある。そんな事も「神様がくれた幸福への道」と捉えよう。的な前向きな内容。「壁は乗り越えられる人にしかやってこない」に類似するかと考えます。とは言え、人は困難の壁に出ぐわすと事の大小に限らず そんな悠長な事も言ってられず目の前の事に追われ混乱し行き場がなくなるのが現実です。
しかしながら冷静な気持ちや冷めた感情(開き直り)「神頼みの余裕」も持ち合わせたいものです。


                     

【傷だらけの天使】(アルバム:MUSICMAN)2011/02
「♬ ヘコタレテんじゃねェ! すがる相手はこの俺じゃなく 明日のお前さ」


個人的には耳の痛い一説ですね (笑) 
私はヘコタレタ時、落込だ時など比較的すぐに友人や身近な人に弱音を吐いてしまいます。
時に人は壁に当たり誰かに相談したり頼ったりもします。これは人間関係が構築されていれば悪い事や迷惑な事では無く生きていく中で必ず必要な行為であり無くてはならない事。
あくまでも「構築されていれば」の話。そして、そのアドバイスや意見で「道しるべ」が変わる事もありますもんね。しかし「それ在りき」では乗り越えられないと言う事なのでしょうね。最後は自分。頼りにするのも、責任取るのも、良きも悪しきも、とにかく最後は
「自分」だと言う事でしょう。


                           

【時代遅れのRock’n’Roll Band】(配信リリース)2022/05
「♬ 子供の命を全力で 大人が守ること それが自由という名の誇りさ」


この楽曲に対する同様の記事は、既にあちこちでかなり多く掲載されていますね(笑)
以前、個人的には当ブログにて同類内容の記事として~戦争・平和・子供たち~(←クリック→)~小供の発想・大人の行動~」などを書かさせて頂き、この歌詞の一説のみならず曲全体、単刀直入に表現して頂いているので感銘しました。各「家庭事情」や「病」「背景」など様々あれど「大人が子供を全力で守り・育てる事が自分たち大人の住みやすい社会に直結している事」を今一度、振返り反省していきたいと思う次第です。また昭和の象徴「オヤジ立つ!5人衆」の影響力は日本の企業上層・指揮者層に対して凄まじく高いと思います。プロダクション関連で困難性が高い事は承知の上で「5人衆」に続くBigmanの活動に期待します(吉田拓郎さん・山下達郎さん・矢沢永吉さん・浜田省吾さん・小田和正さん etc)


    




「桑田佳祐 歌詞の世界」
また機会があればご紹介させて頂ければと思います。


本日もありがとうございました。