Southern Blog

  ~永遠の熱い胸騒ぎ~

~プロ野球のすゝめ~

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今日は「夏の風物詩」として「プロ野球」について書いてみようと思います。
厳密には春も秋もペナントレースは行いますが、やはり盛り上がりは真夏のナイターではないかと思います。興味あるなし関係なくお付き合いいただければ幸いです。


昨今の女性の多くは「いぇいぇ私、野球は…」「夫・息子は観ますが私は…」的な方も多いと思います。しかしブロガーさんの記事やTV・YouTubeなどを拝見するとカラフルな贔屓チームのユニホームを着こなす熱心な女性ファンも多くいらっしゃると言う事に時の流れを感じさせます。昭和の時代は紛れもなくプロ野球は少年とオヤジが熱狂するスポーツだった様に記憶します。また、「プロ野球についての記事・ブログ」と言うと〇〇選手の歴史、贔屓チームの紹介、選手やチームの批評などがありますが私の場合は題名通り「夏の風物詩」として捉えた場合の記事となります。「昭和の頃の…」「想い出」など振り返る記事になる為、チーム事情や成績などを期待する方には、少々物足りないかもしれません。


ご存知の方も多いと思いますが、「野球」はザックリ、1876年頃、アメリカから日本に入ってきたスポーツになります。当時は今のように華々しい感じではなくグローブとも言えないグローブ、すりこぎ棒的なバット、競技着だか普段着だか分らないユニホームを着て日本に入ってきたものだと思われます。以降、日本野球は高校野球・大学野球・社会人野球・プロ野球の歴史を歩んでゆく訳ですね。また「プロ野球は高校野球とは違い毎日やってるので、今日負けても緊迫感が無い・面白くない」と言う意見もよく聞きます。確かにペナントレースは各チーム143試合前後の勝率で順位が決まるわけですが、勝てるチームや勝てないチームの個人見解などを織り交ぜ蘊蓄を語りながら翌日の贔屓チームを応援する所にも私は「面白味」を感じています。傍で持論をゴチャゴチャ言うのが楽しみ経ったりするのです(笑)


昨今TV番組で「プロ野球選手戦力外選手」にスポットを当てた番組もやってますよね。
プロ野球選手も一生生活が約束された選手などホンの一握り。殆どの選手は別職に就く場合が多いでしょうね。つまり生活が懸かった中での「命短し職業」な訳で傍で四の五の言っているファンの見えない所で家族含めかなりのストレスがあり努力をしているとも思います。


また、昭和の時代など世間では「メジャーリーガーなど日本人には夢のまた夢」「活躍などありえない」と言った風評が「当たり前」の感覚として浮遊していたわけです。その根拠は「食べ物が違う」「筋肉の質が違う」「トレーニング機材やメニュー」などの観点からの「当り前」につながっていたわけですね。そして、野球が日本に上陸してから150年前後経過した今、投速160キロを超え、ホームランチャンピオンまでも狙える、つまりは「二刀流」の選手までが登場する日本球界に成長したわけです。


                         

個人的にはプロ野球と言いますと、昭和の夏休みの夜に網戸を通じて時折入り込む涼しい風と風鈴の音が心地よく耳に届く中で「ブラウン管」のテレビから流れる実況アナウンサーの声と打撃の快音とが今でも耳に残ります。対戦カードはと言いますと、巨人VS阪神。阪神のピッチャーは村山、対する巨人のバッターは長嶋…といった流れですね。もちろん夏休の午前~夕方は国民的行事「夏の全国高校野球選手権」が開催され昭和の朝昼晩のテレビの大枠は「野球」で埋め尽くされる訳です。少年・オヤジたちは否が応でも熱狂するわけです。


もちろん、球場へ足を延ばし観戦する事も感動の一つになります。特に夏の屋外球場での観戦は一入ですね。夕暮れ時に蝉しぐれを遠くに聴きながら球場に入り西日に照らされた球場がとても美しく映りますよね。この状況や感覚は、プロ野球に興味の無い方も「球場」に行くと、ある種の感動みたいなものがあるとも言われてますよね^^



プロ野球のベンチには25名の選手と数十人の監督・コーチ・通訳・スタッフなど当然ですが各チームの揃いのユニホームを着て帽子をかぶり大人たちが勝負するわけです。考えてみれば球場だから当たり前ですが、大人達がお揃いの野球帽をかぶる事自体ある意味、滑稽な感じもあると思いますよね (笑) 特に「ベテラン選手・関係者=年配者」として捉えると
年配男性=野球帽=競馬・競輪場と決まっている感覚もあります (笑)


                        

しかし、野球場は別です。帽子をかぶった大人たちが真剣に、懸命に戦う様が熱狂の根源かもしれませんね。そして観客席では大勢の少年たち、地位も名誉もある大人達も贔屓チームの揃いユニホーム・帽子をかぶり応援する訳です^^この様な一体感については、諸官庁、教育の場、政治の中にも覗けると良いとも思う次第です(笑) ともあれプロ野球に限らずプロスポーツは才能と与えられた肉体・技を存分に発揮し一般大衆を「夢と感動」の中に導いてくれます。時代が変わりプレイヤーたちの毛色が変わろうとも「夢と感動」が次世代にも伝わる試合を期待したいと思います。


                        昭和…いい時代でした。                                       

栄光の男 サザンオールスターズ



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