~麗しき昭和の頃 23~
訪問ありがとうございます!
想い出せばキリの無い「麗しき昭和の頃シリーズ」です。今回で23回目に成ります。
別サイトブログ内含め温かいコメントなど、ありがとうございます。それぞれ、ご同輩皆さまの脳裏に浮かぶ昭和のシーンや体験・当時の感覚は「昭和の戦士」として「同じ目線・同じ匂い」の中で過ごされて来たのだと思われ大変嬉しく感じたと共に、あの夢の様な「雑だけど温かい時間」は、紛れもなく流れていたんだと、あらためて実感する次第です。
【そろばん】
小学校3年くらいだっただろうか?そろばんの授業が数える程度あったような無かったような…記憶がある。例の名セリフ「ねがいましてわぁ〜」のアレだ。男子はチャックのついた専用ケースに入れ、女子は自作のそろばんケースをフェルト的な生地でケースを作りランドセルの脇に縦に刺して持ち歩いた。当時は「学習塾」の走り時代だったのだろうか?クラスの多くが「そろばん塾」に通っていた。現在も「そろばん」は文科省の学習指導要領にも記載がある様で日本伝統の計算術の基本なのかもしれない。昨今では、iPhone・Androidの電卓アプリがあれば、全てが賄われると同時にデジタル時代に逆行した発想が何とも摩訶不思議な運びを感じる。そしてそろばんと言えば忘れてはいけない人物がいた。そろばん片手にしゃかしゃか鳴らす芸風の司会者がいた。トニー谷だ。「♫あなたの お名前なんてーの?」が一世を風靡したのだ。そんな芸風が流行る程、そろばんは一般的だったのでしょう。また、そろばんの授業が始まった当初は、まだ興味深くパチパチとやっていたが計算が複雑化するにあたり、いよいよつまらなくなってきた。挙句、私の場合は小学校高学年となった時、そろばんをスケートの代わりにして廊下で遊んで先生に怒られた記憶がある。実際に廊下で滑ってみるとイメージしていた感じではなく意外に滑りが悪かった記憶がある(笑)
【裁縫箱】
小学校時代に学年は忘れたが、男子も家庭科の授業で裁縫を習った記憶がある。ある時、裁縫箱を買うための集金が行われ段ボールにたくさんの「裁縫箱」が詰め込まれ配布された記憶がある。蓋を開けると針、ハサミ、色糸、何に使うのかわからないようなものがたくさん詰め込まれていた。いまだに名前すらわからないが、親指と人差し指でクロスさせて使う「裁縫バサミ?」赤ちゃんの爪を切るような小さなハサミ?先端に色とりどりの丸いビーズが付いている鮮やかな?「まち針?」が「鬼太郎の目玉のオヤジ」が座る座布団の様なモノに無数に刺さっていました(笑)また、合成皮?素材で穴がプチプチ空いている指輪の様なもの?硬い布に針を通す際に押し込む様に使った記憶がある。とにかく裁縫箱が支給された時は、それぞれのアイテムを何に使うかすらわからないのに、胸を踊るものがありました。そして今では到底、裸眼では通せない針の穴に糸を通し「まつり縫い」みたいなものをやった覚えがあります。もっとしっかり裁縫に触れておけばパンツ(ズボン)の裾上げ位は自分で出来たかもしれない(笑)何にせよあれ以来、裁縫には触れたこともありません。そんな男子は多いのではないでしょうか?今にして思えば「裁縫箱」は未経験の扉を開けた時の「ワクワク感」だけが過り正体を知った時には既に興味が冷めて「自分の人生には必要のないモノ」という思いが潜在的に残ったのでしょうね^^
【友 達】
振返ると「腹を割った友達」は、小中学校の頃に出会った友人が主だと言う統計を見たことがある。もちろん人それぞれだ。私の場合は中学校の頃の友人とは未だにグループLINEなどをやり生存確認を行っている(笑)小学生では幼すぎるし、高校・大学も無いわけではないが様々な面から「大人」に成り掛けていて其々の世界を持ち始める頃なのだろう。さて、小学校から中学に上がると皆、制服に身を纏い見るモノ触るモノ全てが「ちょっとした大人の世界」に感じた。入学式、初登校の日、クラスに行くと机に名前が貼ってあり周囲を見渡すと他の小学校が来た見慣れない顔・顔・顔。小学校の同じクラスメイトも居るが、それ程親しくない仲。何処か空々しく時間が流れる。みんな黙って真新しい鞄から真新しい教材、文房具を机に入れたり周囲とのぎこちない会話。しかしスタート時点で席が近く、よく話していた友人はあまり長続きはしなかった気がする。数週間後には何かをキッカケに意気投合する仲間・クラスメイトと出会う訳だ。所謂ソレが親友の始まりとなる。その時は突然にやって来る。私の場合は中学2年の林間学校の際にバスの座席周囲に居た連中だ。「趣味が合う」などの大人の感覚ではなく「何となく自然と一緒にいて違和感が無い」「ウマも合うが本気で喧嘩もする」そんな奴らだった。そこから部活などでも輪は広がり自分の「友達の輪」は広がった。つまり、友達と言うのは「信頼できる家族のような他人」「決して多い必要はないが人には欠かせないモノ」なんだろうとつくづく感じている今日この頃でもる。
如何でしたでしょうか?
今回も3つの「麗しき昭和の頃」を探ってみました。令和、昭和を比べれば、行きたい場所はスマホナビで行き、腕時計型のテレビ電話、そして「アレクサ!◯◯して!」と言えば家電は稼働する時代。我々(鉄腕アトムの子達)が幼き時代に白黒テレビで見ていたアニメや科学特捜隊の「未来図」が現実的にある事が今更ながら不思議です。という事は…昔から言われる映画さながら「タイムマシン」なども現実化されるのかもしれない。数百年後の自分の血の繋がった身内が「◯◯おじいさん ですよね?僕は数百代先の西暦2500年から来た◯◯です」的に会いに来るかもしれないわけだ^^まさにドラえもんの世界。ないとは言い切れないと思った^^
歌詞内容は「精神論」を歌いたかったのか?何れにしても昭和独特の歌詞であったと思います。
本日も最後までおつきあいありがとうございました^^


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