Southern Blog

  ~永遠の熱い胸騒ぎ~

~ちょっとイイ話 ①~

こんにちわ!


私が 今までに読んだ本や人から聞いた話の中で「いい話だなぁ」と感じたものを かいつまみ紹介させて頂ければと思います。まぁ、個人的に感じた事なので受け取り方は様々だと思いますが、ご紹介させて下さい。


①【高校球児と監督】

右腕、第一関節から切断されてしまっている、高校球児の話です。学校では少なからず障害の事で「あだ名」を付けられたり、部室や学校の塀に「いじめあだ名」を書かれるなどされてましたが野球が好きな彼は補欠ながら野球部を続けていたそうです。そんな彼が練習で弱気なプレーをした時の事でした。


監督】 〇〇!(球児名)もっと前に出て体でボールを止めろ!!!


球児】 ハイ! 右手が うまく言う事をきかず・・・・すいません。


監督】 そんな事は知らん! 確かに お前に障害はあるが、皆と同じ人間だろ?
    グランドでは障害がある事などで、助け舟など俺は一切出さないから覚えておけ!
    自分で乗り越える事に集中しろ!ポジションを奪取る気持ちがないなやめちまえ!


    ・・・監督はそこまで言わなくても・・・という 言葉を浴びせたそうです。


             ある、夜更けの事です。


学校の塀に書かれた、障害者球児の「いじめあだ名」を 一生懸命 束子で消している
一人の人物が居たそうです。それは紛れもなくその監督だったそうです。また、ボールを
収納・移動する為のカゴに肩からでも下げられる様にバンドを着けたのも監督だったそう
です。言葉はきつくても本当は誰よりも彼の事を思いやり、心を持って応援していたのだと思います。


人が人に対する「思いやりを形に出す」と言う事は表に現れているものではなく、むしろ
見えない部分での言動が大切であると、あらためて感じました。また同時に人には深く伝わるだろうとも感じた次第です。


本日も訪問ありがとうございました。
皆さんのご意見もお聞かせいただければ幸いです。