Southern Blog

  ~永遠の熱い胸騒ぎ~

〜ネットテレビ〜

暑中お見舞い申し上げます^^

本日は現在主流になっている「ネットテレビ」について記事を書いてみようと思います。
既に加入され大いに活用されている方も多いかと思います。ネット環境さえ整っていれば、映画もスポーツも見たいときに見たい場所で好きなだけ見る事が出来ます。同時に「有料・レンタル」機能も活用されています。いつでもどこでもスマホがあれば好きな映画・ドラマが見られる。昭和の頃から考えれば「夢の様な世界」ですよね^^そんなわけで、ネットテレビに加入されている方もしていない方も斜め読み程度にお付き合い頂ければ幸いです。

                      


現在販売されている「中級以上テレビ」には地上波・BS・CSはもちろんですがインターネット経由による「ネットテレビ」を見る事の出来る製造になっています。「Amazon prime video」「Netflix」「paravi」「dTV(U-next)」「Hulu」等々、多くのアプリチャンネルが存在しています。そもそもスカパーなどで別料金を支払ってチャンネルを見るなど昭和の感覚にはありませんでしたよね。映画やドラマなどを見ている分には年間で5000円~10000円前後の料金は「まぁ好きな映画が見られるんだからいいか…」だと思われます。しかしスポーツのライブなどは悩ましいですよね。「この1戦の為に加入しなければならんのか?」でしょう。先日行われた「井上尚弥のボクシング世界戦」などは「Lemino(docomo)」からの配信。これは「Lemino(docomo)」の宣伝も含め無料視聴が出来たらしいが基本は入会が必要だ。後でYouTubeで…と言っても著作の問題やら画質の問題・ライブ感などは追付きません。ならば1か月無料を巧みに使い逃れるか!これも厳密に言えば、2回目は使えない戦法だったりしてます(笑)  そりゃそうです。そんなに世の中甘くないのです^^

         

              写真:Lemino(レミノ)/ドコモより


「井上尚弥 」繋がりで、いまだに大晦日など大きな視聴率を稼げるという「ドル箱・格闘技」を少々、挙げさせて頂きますね。「ネットテレビ」とは「似て非なるwowowチャンネル」が登場した時は1991年。「別料金を払ってまで見ませんよ」と決めていた固定観念も当時人気のプロボクシング「マイクタイソン」の試合を「独占放送」するなどでかなりの集客を行っていた記憶があります。その流れは「井上尚弥」など現在の「ネットテレビ」にも引継がれていますね。莫大な資金力と知名度を活用し業界に参入してきたわけです。現在ではファンがどうしても見たい選手の試合やイベントの放映権を「ネットテレビ」は地上波・BS・CSが落札できない程の高額で獲得しライブ放映に至る訳ですね。興行側もそれに越したことはなく宝船に乗る訳です。昔で言えば1976年6月に「モハメッドアリVSアントニオ猪木」。当時はものすごい視聴率だったと捉えますがテレビが当たり前の時代だった頃でした。確かその日は土曜日でビデオレコーダーもなく世間は学校・会社から大慌てで帰宅してチャンネルを合わせていた記憶があります^^「もしも」現在だったら「モハメッドアリVSアントニオ猪木」は「ネットテレビ」にて放映権利を所得していたでしょうね。今後は格闘技をはじめ「魅力のある番組・見たい番組」は常に「有料化」となり、大衆とは遠い存在になるかもしれません。まぁ、これもまた時代の流れ。「ネットテレビ側」は人気番組・人気スポーツなどを独占する事で「新規会員加入」など大きな利益に繋がります。また興行側も「宝の山」に対して背を向ける訳もなく迷うことなく「ネットテレビ側」契約をチョイスする訳です。それでなくとも昨今、内容がくだらなく・つまらない構成の地上波など興行側にしたら何のメリットもなく入る余地がありません。悩ましく取残されるのはユーザーな訳ですよね。

      

                         写真: Number Web より


      さて「ネットテレビのデメリット」は何なのでしょうか?
   個人感覚でザックリ敢えて挙げてみました(未加入の方は参考までに)
   ① 基本、録画できない(ディスクには残せないが何度でもアプリ内再生可能※打切りあり)
   ② ネット環境次第では途切れる・繋がらない・フリーズしてしまう傾向
   ③ 会員料金の支払いが発生する(加入しても新しい映画などは別料金が発生)


大きくは上記3つが謳われています。①:好きな番組や映画・スポーツをBlu-rayなどに落としてコレクションとして半永久型で自分の手元に置き見たい時見るなどは出来ない。②:凡そ問題は無いとされるがモデム・ルーターのグレード・回線契約内容・居住区におけるネット環境により良し悪しは決まる。致し方ない部分もあり鑑賞中のストレスが絶えないユーザーもいる。③:約500円/月~1000円/月の契約料金が発生する。見たい映画や番組がサクサク見られるが新しい作品・話題作は別料金が発生し尚且つ別チャンネルに誘導され別加入を求められる場合もある。つまり全てが「見放題」な訳ではない場合もある。


まぁ、何が良くて何が落とし穴なのか?ネットテレビ加入に対する判断は、人其々の捉え方によるのでしょう。少なからず今後、ネットテレビの会社数は増えていく事でしょう。同時に人気の興行やドラマ・映画などは資金に物言わせ爆買い的に映像業界をリードしていくのではないかと予測します。つまり前段にも触れましたが「内容が無い」「同じ様なくだらない番組」「コマーシャルが多すぎ」など悪名高き「地上波」の肩身が更に狭くなってゆく事は明確なのでしょう。余計な心配だが更に言えば録画目的の「ブルーレイディスクプレーヤー」の存在価値が将来的には懸念されるところですね。これは一時期爆発的に音楽視聴シーンで流行った「MD」同様に「テレビ番組録画に必要な「Blu-ray・DVDメディア」などの減少~消滅への道が薄らぼんやり見えているのではないでしょうか?さて今後ネットテレビはどの様な進展を見せてくれるのでしょうか?楽しみであり金銭的には不安である事は間違いないですね。「地上波・BS」の番組充実と安定化、巻き返しにも期待したいですね^^


最後に成りますが、今年の9月に行われる予定の「サザン45周年LIVE」チケットが入手超困難である事で有名です。情の熱い桑田さん!「有料ライブ配信」を考えて頂けないモノか!^^その際は「配信チャンネル加入」は勘弁して頂きたい!
           
            本日も訪問ありがとうございました!